お世話になります⭐️
瑠璃星こねこです😽
本日は、私の人生の新たな楽しみになりつつある「clusterのアクセサリー作り」についてお話しいたします😼
clusterでは自分でオリジナルアクセサリー(アバターが身につけるアイテム)を作ることができて、自分で使うことはもちろん、配布したり販売することもできるのです。
あ、配布というのは不特定多数に自由に配る感じではなくて、アクセサリー交換チケットで無料で交換できるようにするって意味です⭐️
私は自分が使う用にアクセサリーを作りつつ、ついでに配布&販売しているという感じです!
cluster上で自由に試着ができるので、もしも気になるものがあったら試着してみてくださいね😎
交換チケットがない…の人はここチェックして??
clusterのアクセサリーは交換チケットの対象であれば、無料交換チケットで入手することができます。
このように案内すると「いや〜、でも交換チケットがもうないんよ〜」ってお返事をもらうことが割とあるんです。
そんな人にチェックしてもらうのはここ!
clusterで生活をしていると、たぶん自然に謎のポイントが貯まってると思います。
私の場合は「30,400」って出てるところ!
ここをタップするとね
ポイントを交換チケットに変えることができるから😻🫶🥰
けっこう知らない方が多いので、アクセサリーやアバターの交換チケットがなくてひもじい思いをしている人はチェックしてみてね⭐️
clusterアクセサリー作りの流れ
clusterのアクセサリーを作る時は、主に2つのソフトを使うことになります。
ワールドクラフトみたいにclusterだけで完結するわけじゃないのと、これらのソフトはパソコンでしか使えないものなのでご注意を。
アクセサリー作りの流れは
3Dモデル作り → 3Dモデルをclusterで使えるように処理を加えてアップロード → clusterで動作確認したり、販売用に商品登録したり
という3ステップとなります。
1.3Dモデルを作る(私の場合はBlender)
clusterのアクセサリーとなる3Dモデルを作る方法はいろいろあって、私はBlenderという3DCGを作るソフトを使っています。
3Dモデルの作り方はいろいろあるんだけど、私はこんな感じで点と線で作っています✌️
clusterのアクセサリーという用途であれば、点と線で作っていくのが手戻り少なめで使いやすいかも⭐️
その他の手法として、粘土をこねるような感じで作ったり、お絵描きをする感じで作ったり、AIとかに出力してもらうなどの方法があるけど、clusterの制限に合うように作るという点まで踏まえると、この点と線でつくる方法がベストだと思います。
難しそうって思われるかもだけど、基本の形状(球とか立方体とか)を変形させながらお目当ての形に近づけるのは脳が慣れればめっちゃ簡単だし、左右対称みたいな形状であれば片面作れば逆側もできちゃうミラーの機能があったりで、ちょっとだけ練習すれば全然難しくないんです😼
Blenderはプロの方でも使うことがる3Dモデリングソフトで、メタバースやゲームで使うようなCG作成はもちろん、使い方によっては映像用のCGを作ったり、3Dプリンタ用の3Dデータを作ったりもできるので、使い方を習得した後の夢はひろがしますね🌈
BlenderはmacでもWindowsでも使えて、なんと無料なのです。
Blenderをこれから学習するって方にお伝えしておくと、このソフトはショートカットキーで操作するのが大前提で、有用なショートカットキーがテンキーにたくさん配置されています。
ノートパソコンなどでテンキーがない方は別途購入した方がいいですよ!
テンキーがあるかないかで作業効率が全然違いますし、安いものは1000円以下で買えるので、この出費をケチって操作にストレスを抱え続けるのはナンセンスです💪
ちなみに私はBlenderの本を1冊だけ読んだんだけど、これはおすすめ⭐️
これを読む前は難しすぎて挫折しそうだったけど、この本と一緒に操作したらめちゃくちゃ意味がわかってアクセサリー作りくらいなら苦労しなくなったよ✌️
もう一つだけお伝えすると、Blenderはバージョンいくつかを境目に操作とかが大きく変わってるらしいので、ネットの情報を参照する時はバージョンも意識しなければならないのでご注意を。
2.できたものをclusterにアップロード(Unity)
3Dモデルができたら、これをclusterで使える形にアップロードしなければなりません。
アップロードにはUnityというゲーム作り専用のソフトを使うことになります。(こちらもmacでもWindwosでも使えて、たいていの個人は全ての機能を無料で使える)
Unityを導入する時には注意が必要で、cluster用の作業をするためには指定されたバージョンを導入しなければなりません。(最新のよりだいぶ古いのでお間違えなきように)
また、Unityの中でcluster関連の機能をつかったり設定したりするためのcluster creator kitという拡張機能を導入しなければなりません。(こちらも無料)
手順通り進めれば難しくはないのですが、不慣れだと苦痛に感じる方も多い作業ですね…😹
アクセサリー作りに関しては同じプロジェクトを使い回しすることが多いので、一度導入して仕舞えば毎回の設定などは不要になる作業です。
Unityでの操作は難しくなくて、公式の手順通りに設定してアップロードすれば完了です⭐️
3.clusterで動作確認や商品登録を行う
Unityでアップロードに成功したアクセサリーは、自分が使うだけであればすぐに利用できます✌️
実際にアクセサリーを身につけてみるとミスや都合が悪い部分などが見えてくるので、慣れないうちは何度か修正やアップロードを繰り返すことになります。
Blenderの段階まで戻って3Dモデルの修正を行うことも少なくはないので、3Dモデル作りは特定の段階に戻せるように保存ファイルを分けながら進めていくのがおすすめです!
3Dモデルを作る時は、処理を確定すると確定前には戻しにくくなるような項目も多々ありますので…🙀
修正など行って完成となった場合、お友達や他の方にも使ってもらいたいときはclusterでの「商品登録」が必要になります。
Webのclusterマイページからアクセサリーの説明や画像や金額などを設定して、clusterに申請します。
申請するとclusterの運営さんが商品チェックをしてくださり、チェックが完了すると販売開始処理をして完了です。
私の今までの経験だと、clusterの商品チェックは半日くらいで終わります。
夜に審査完了の連絡をいただいたこともあるので夜でもチェックしてくれてるっぽいです🙏(ありがたい)
なお、自分の作ったアクセサリーを全部無料(=チケット交換対象)にしたいとお考えの方もおられるかもですが、無料交換対象にできるアクセサリーは1点のみです。
交換対象のアクセサリーはWebのclusterマイページからいつでも変えられるので、お友達に無料で配りたいなどがあれば必要に応じて無料交換対象を変えてくことになりますね😽
私がつくったclusterアクセサリー
そんなこんなで、私が作ったclusterのアクセサリーをご紹介します。
本当はひとつずつ詳しくご紹介しようと思っていたのですが、タイミング逃してるうちにまとめてこのタイミングでのご紹介になっちゃった😽
瑠璃星こねこコラボヘッドセット
最初に作ったアクセサリーがこれで、もちろん一番苦労したのもこれでした。
clusterでねこみみヘッドフォンを探した時に、当時は自分の好みに合うものがなかったので「じゃぁ自分でつくってみよ」となったのがこちらです。
ポイントは猫耳のところが虹色グラデで色が変わるところです🌈
いつもの制服でも部屋着でもわたしらしいアイデンティティを強めることができるのでとてもお気に入りです⭐️
初めてのアクセサリー作りあるあるなのですが、最も苦労したのが「作った後でポリゴン数を減らすこと」でした😿
clusterのアクセサリーの制限のひとつに、「2000ポリゴンまで」というものがあります。
私はこれを見た時に「2000とかめっちゃ優しい制限じゃん、ないに等しい制限じゃん!」って思ってたのですが、実際は3Dモデリングとしてはけっこう厳しいローポリゴンじゃなきゃ無理と言えそうな制限なんです…
このヘッドセットを作った時も、途中段階で8000ポリゴンとかいってて「え!?2000無理じゃん!?」ってなったのを覚えています😇
そうか、clusterのアクセサリーってカクカクしたローポリっぽいのが多いのはこういう理由かって理解できた瞬間でした…
ただ、2000ってコツを掴んで効率よく作れば大抵のものは作れそうな数字だとも理解したので、今はクリアするために楽しみながら作れる制限だと感じています✌️
この制限のおかげで、逆に3Dモデリング初心者でもアクセサリー作りに参入しやすいのかもと思いました。
ねこ仮面シリーズ
ハロウィンとかで顔を隠すアイテムが欲しいなと思って作ったのがこのねこ仮面シリーズです😼
類似のお面は色々とあったのですが、コミュニケーションがとりやすいように目や口が見えるようにしつつ、アバターを横から見た時に素顔が見えないような造形にしました。
こちらはローポリゴンを意識してモデリングしたので形を作るのは簡単だったのですが、アバターの顔に合わせるのが難しかった!
既存のお面系は横から見た時に素顔が見えるものが多かったので、それをできるだけ避けたくて微調整を繰り返しました。
また、おでこ部分の広さも悩みましたねぇ🤔
猫耳が自然な位置に来るようにするとおでこが広すぎて不恰好になり、おでこが小さなマスクにしようとすると猫耳の位置が確保できないなどの悩みもあり、トライアンドエラーに明け暮れました☀️
おでこ部分はもうちょっとペタッと造形したかったのですが、ある程度ここが前に出ていないと前髪が貫通してくるというのも解決すべきポイントでした。
試行錯誤を繰り返し課題を解決して、私的にちょうどいいと感じた落とし所が今の形です✌️
基本的に、黒いねこ仮面は無料配布してると思いますので、交換チケットが余ってる方は貰いに来てください😽
ねこ仮面は色違いを中心にいろんなバージョンを作っていこうと考えていますが、こちらのカボチャバージョンは少し手が込んでいいます。
頭にヘタがついていて、ちょっとだけかぼちゃっぽい立体感を出しています。
この立体感にはノーマルマップという技術を使っています。
ノーマルマップは簡単に説明するのが難しいのですが、モデルの凹凸の高さを表現した画像を用意して、この画像の情報を元にポリゴン数を増やさずにモデルに凹凸をつける技術です。
ねこ仮面のポリゴンはほぼ共通(カボチャはちょっと改造してる)なのに、カボチャのポコポコ感が出ているのはノーマルマップのおかげなのです。
ポリゴン数の制限が厳しいアクセサリー作りにおいて、精密度を高めたりディテールを作り込みたい時の必須技術かも?
ねこ仮面はカラーチェンジのリクエストなどもお請けしています✌️
「陶器っぽい白」のリクエストがあったので作ってみたのですが、神々しいイメージになってこれも👌
瑠璃星こねこ制服風セーラー襟
私はどうぶつアバターを使うことも多いのですが、どうぶつアバターに瑠璃星のモチーフを入れたいとなった時に思いついたのが「襟とネクタイをつけること」でした。
最初は、アバター自体にそれを装備させようとしていたのですが、アクセサリーとして作ればいろんなアバターにつけられるのではと思いついて、アクセサリー化したのがこちらです。
どんなアバターにもつけられるという形状ではないのですが、大きさや装着位置を調整すれば適用可能なアバターも多いと思います。
衣装がシンプルな形状であれば人型アバターもバッチリ装備できますね⭐️
お手軽に瑠璃星気分を味わいたい方におすすめ✌️
ポリゴン数に余裕があったので、胸元の緑の星を立体的に作り込んでいます。
瑠璃星のアバターだとここがイラストなので立体的ではないため、この部分に関しては本家越えとなっているところですね😹
このアクセサリーは後ろ襟まであるんだけど、後ろ襟を体の内側に隠してしまって前側だけ見せるという使い方もおすすめだったりします!
体が分厚いクマさんのようなアバターでも、前側だけ見せるような付け方ならいける場合もあるからね🐻
キョンシーのお札
今回ご紹介の最後は最新作の「キョンシーのお札」です🧟
キョンシーのお札って何を書いてるんだろうと思って調べたら、だいたいこういう文字が書かれていたので、毛筆フォントを崩しながら雰囲気が出るようにアレンジしました🖌️
ハロウィンを楽しむために地雷系メイクをしてみたところ、いい感じに顔色が悪くなりました🧟
これにキョンシーのお札をつけたら可愛いやつではと思って、clusterでお札のアクセサリーを探してみたのですが、私が見つけたものは全部キョンシー帽子もセットになっていたんです🐰
帽子は自分が選んだものを使いたいとか、帽子を被りにくいアバターなどでお札だけ付けたいみたいなニッチな需要があるのではと思い作ったのがこの「帽子のついていないキョンシーのお札」でした。
今回は2000ポリゴンという制限をお札の造形のみに全振りできるということで、おふだっぽいヨレヨレさみたいなのも表現することができました。
直線が得意なローポリゴンをわざわざ細かく歪めていく作業はちょっと不思議な気分でしたが、その甲斐あって満足のゆく仕上がりになりました✌️
どうぶつアバターもお手軽にハロウィンっぽくアレンジできる面白いアイテムです👌
アクセサリー作りは楽しい!
ちょっと長くなっちゃいましたが、アクセサリー作りの流れやどんなものができるかを知っていただけたかと思います⭐️(そして私の作ったものの宣伝にもなったと思う😼)
私は、clusterに出会うまでは「3Dモデルなんて無理無理、あれは神様がやるやつ」って思っていました。
できる人間がいるとすれば、専門学校とかで習った人がプライベートでもたゆまぬ努力を重ねて、挫折しなかった人だけがたどり着ける脅威の技術であると思い、私には無縁のものだと思っていました。
もちろん、本格的に難しいことをやろうとすればそれくらいの努力が必要なのですが、clusterのアクセサリーを作るくらいのスキルであれば、数週間真面目に向かい合えばだんだん手応えを感じて意味がわかってくるって感じの難易度でした。
創作の道にはゴールはないので、何か新しいものを作ろうとするたびに「この形状はどうやれば作れるの?」みたいな研究と勉強の繰り返しにはなりますが、できることが一つずつ増えていくような感覚はとても楽しいですね!
最近では「(WEBや印刷物の)デザイナーは3Dも多少できないと食っていけなくなる」とも言われているので、これを機会に私も3Dの道を歩んでいこうと思います!
では、みなさまも楽しいclusterライフをお過ごしくださいませ🎊