初心者がオリジナル曲を作ってみた!その3(編集編)

活動日記

こんにちは! こいけです。

夏がようやく秋に主役の座を譲った今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は長かったですね! いくど溶けたことか。
友人が「どんどん暑くなるけぇ、実質今年がこれから先で一番涼しかった夏だよ」とのたまったのが最もホラーでした。

さて、いよいよオリジナル曲の作成も大詰めです!
前回できあがった曲にあれこれと手を入れた部分をまとめてご報告します。ぜひお付き合いくださるとうれしいです!

前回の記事はこちら

歌のレコーディング

どうにかこうにか曲はできたので、ここからいよいよ歌入れタイム!

前回大活躍した「GarageBand」は、実は録音もできます。
ただしスマホに外部から接続できる専用マイクが必要。

いや、なくてもできるといえばできるんですが、スマホに向けて直に歌うのだとどうしても音質に限界があるようです。試しに録音してみたけれど、案の定しょぼしょぼクオリティ……

そこで、私は歌だけパソコンで録音し、編集で曲とくっつけることにしました。
録音に使うのは、メタバースライブの記事(下記)でもご紹介したお安いマイク&オーディオインターフェース。

本来ならココはこだわりポイントの一つで、良い機材や録音環境であれば音質は飛躍的に向上します。音質にこだわりたいなら、避けては通れません。

ただ、以前書いた通り今回は「とにかく1曲完成させる」が目標ですので、手持ちの機材で挑むことにしました!

そうなると、今度はパソコン上で録音するソフトが必要です。
録音に特化したフリーソフトもたくさんありますが、今回はDAWを使うことにしました。

DAWとは?
音を打ち込んだり、録音したり、ミキシングしたり……と、それ1台でデジタル上での音楽制作ができるソフトのこと(今までお世話になってきた「GarageBand」も実はDAWソフト!)

実は私のPCには興味本位でインストールしていたDAWが入っていました。その名も「Cakewalk by BandLab」

音楽に詳しい方はご存じかもしれませんが、こちらは「SONAR」という有料ソフトの後継機です。何がすごいって、「SONAR」時代の豊富な機能はそのままでフリーソフトになってたんですよ!

今はさらに先の後継機(有料)が出ており、そちらの開発が優先されていますが、ダウンロードした「Cakewalk by BandLab」自体は引き続き無料で使えるそうです。
今回は声を録音するだけだし、十分機能は果たせるはず。試しにダウンロードしておいた過去の私、えらい!
使ってみたい方のためにリンクを貼っておきますね。

BandLab - Make Music Online
The cloud platform where musicians and fans create music, collaborate, and engage with each other across the globe

さっそく、ソフトを開いて録音してみました。
DAW上に作曲した音源を流し込み、カラオケの要領で歌うだけ。そこで気づいた。

……あれ、なんか残念な仕上がりだな!?

それもそのはず。一生懸命歌を作ったはいいものの、肝心な練習をほとんどしていなかったのです。
これはいけない、と早速歌のレッスンに持って行って歌い込んできました。

盲点だったんですけど、オリジナル曲を表現するのって難しいんですね!?
普段なら、アーティストが歌に込めた気持ちや表現を聞き取る努力をします。いわば正解がある状態。
でも今回は私が「こう表現したいな」と思えばそれが正解なのです。突然迷子になった気分。
「ここは明るく歌った方がいいかな……」「2番は1番よりも決意を込めた感じかな……」などと試行錯誤して、何とか歌の感触をつかんでいきました。

後日、改めて歌を録音したファイルを書き出し、ようやく完成! いやー、意外と時間がかかりました。

ミキシング・マスタリング

次は音の編集が入ります! ミキシング・マスタリングと呼ばれる作業です。

「音源に合わせて歌ったらそれで完成では?」と思う方がおられるかもしれません。
もしくは「歌が上手ければ、編集など不要では?」と思われるかも。
確かにライブなどでは生の音源がそのままお客さんに届きますもんね!

そもそも何でこれらの作業が必要なのでしょうか。
それは、個人的には「聴きやすい音を作るため」ではないかと考えています。

カラオケでマイク音量とミュージック音量を歌いやすいバランスに調節した経験はないでしょうか?
ミキシングでは、それを各楽器ごとに調節しています。
さらに、それぞれの楽器の周波数に合わせて聞こえやすさを調節したり、音色を整えたりもします。
(実はライブでも後ろにPAさんという方がいて、その場で音の聞こえ方をコントロールされたりしています!)

また、歌がどれほど上手い人でも、リズムも音色も100%のものを最初から最後まで通せるわけではありません。
例えば気持ちが乗ってつい音量が大きくなったり、ゆったり歌い上げて若干リズムが遅れたり……ライブではそれを味わうのも醍醐味ですが、毎日のドライブで聴く音源がそれだと耳に優しくありません。
そういうのを均して聴きやすくしたものが、CDや電子音源になって私たちの元に届けられています!

なんとなーく、ミキシング・マスタリングの働きを感じていただければ幸いです。
ただ、問題がまた一つ。この編集作業なんですけど、ものすっっっっっごく難しい!!!のです。

作業の中で飛び交うカタカナの専門用語を覚えることから始まり、肝心の作業で頼るのは自分の耳のみ!
「良い音」という見えないゴールを目指してひたすら調整、調整、調整……深淵の世界です。

一応少し触ってはみたのですが、ボーカルだけでも、音圧を調節したり、音色を整えたり、リズムにぴったり沿うようにしてみたり、ハモリとバランスを整えたり。やることが次から次へと出てくるのです。しかも、それがうまく行ってるのか分からないというのが一番の問題!

……それで、いろいろな方に相談した結果、私は一つの知見を得ました。

苦手なことは、誰かに依頼しよう!

何も全部自分でやる必要はありません。
勉強すればより楽しめるかもしれませんが、それはおいおいでOK。
まずは専門の方にお願いしていい感じにしてもらおう!

ここに踏み切れたのは多分ターニングポイントでした。
自力の編集にこだわっていたら、おそらく今も曲を完成させられずあっぷあっぷになっていたことでしょう……

依頼に使ったのは、最近有名な「ココナラ」
スキルのある人が仕事を募集したり、その方にお仕事を依頼したりできるサービスです。

初めて使ったんですけど、依頼できる仕事のジャンルが幅広いんですね〜!
店舗の外観設計やら、結婚式のスピーチ作成やら、動画サイトのチャンネル開設サポートやら……一覧を見ているだけで、なんだかちょっと楽しくなって30分くらい過ぎてきました。閑話休題。

さっそくお目当てのMIX師を探すことに。こねこさんから探すときのポイントを教わり(ありがとうございます!)、最終的にこちらの方にお願いすることにしました! maomusicさんです。

納得いくまでミックスマスタリングいたします 修正無制限。あなたの大切な1曲を磨き上げます | ミックス・マスタリング | ココナラ
初めてご利用の方にお得な「お試しセット」をご用意いたしました。詳細はDMでお問い合わせください。----<サービス説明>歌ってみたからパラデータをお預かりしたミ...

まずは何といってもサービスの内容や説明が充実していることに目をひかれました。何をしてくれるのかが一目でわかる!
また、ココナラでは実際にサービスを購入した方の口コミが見られるんですが、そこで実績数が多いこと、ていねい迅速なやり取りが好評だったことも決め手となりました。

ドキドキしながらサービス購入ボタンをポチリ……

送るための音源データなどを準備しつつ「1週間くらいでやりとりが始まるかな?」とのんびり構えていたのですが、いやいや、この方めちゃくちゃ仕事が早かった。
翌日にはデータを送る方法のご案内が届き、じゃあ……と送ったその翌日にもう最初のデータが届きました。職人さんですね!

MIXしてくださってる人、めちゃくちゃお仕事早くてありがたい🥹私以外にも頼んでる方がいるみたいだから「週末までには初稿が届くかな〜」くらいの構えだったのに、もう1回目の修正まで進んだ…しかも的確に直してくださるという。職人さんだ!

こいけ (@koikehakumai.bsky.social) 2024-08-05T13:56:16.899Z
当時も全く同じ反応をしていた

その後何度かやりとりをして、理想の音源が完成!
自分で試行錯誤していた仮データと比べてみると、天と地の差でした。
これが編集……変わっていることは分かるのに、どう変えたのか分からない。うーん深淵。

ていねい&迅速に理想の形に近づけてくださってくださったmaomusicさんには頭が下がります。
ご協力ありがとうございました!

完成まであと少し!

パート3にして、ようやく音源の完成にたどり着きました!
後は、できあがった音源を動画にしてサイトにアップすれば目標達成です。あと少しだ~!

せっかくなので動画は自力で作ってみることにしました! 初心者にも使える文明の利器たちをフル活用していきます。
次回、完成まで一気に駆け抜けたいと思います。最後までお付き合いいただければ嬉しいです!

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