初心者がオリジナル曲を作ってみた!その1(きっかけ・準備編)

初心者がオリジナル曲を作ってみた!その1 活動日記

曲作りは神々の遊び(※イメージ)

こんにちは、こいけです!
暑さでそろそろ溶けるのではと疑っている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

夏休みの宿題なのか、近所の子どもたちが毎朝ラジオ体操のスタンプカードを片手に走っていく姿を目にします。
実は私も、夏の宿題……もとい個人的な目標を立てていました。ずばり、


自分の曲を作る!


です。実は「こいけ」としての活動を始めた目的の一つがこれでした。
いろいろなアーティストの曲を聴いたり歌ったりしているうちに、自分でも表現してみたいな~という欲がじわりじわりと膨らんできたのです。


でも……歌を作るって難しくない?


歌作りっていうと、なんだか専門的なイメージがありませんか?
「趣味で歌を作ってます」って言われたら、何だか「おお……」と声を出してしまいそうになる。
「趣味は一眼レフです」「趣味はワインです」にも通じる何か。

あくまで私のイメージですが、めちゃくちゃ才能のある人や、高度な知識・技術を習得した人にだけ開かれる神々の領域のように見えていたんですよね。ハードルが高い!

実際、動画サイトにはどんどん新しい歌が投稿されていますが、ヒットチャートを見るとどれも「スゴイ」じゃないですか。
中毒性のあるフレーズ、センセーショナルな歌詞、「そう来たか!」とうなるような歌唱……

私もこういう作品を作ってみたい! けれど、とてもこんな「スゴイ」のを作れる気がしない!
……そもそも、まず何から手を付けたらいいのか分からない!

こんな具合で、チャレンジへの意欲はあるものの、長い間ず~っとモヤモヤくすぶっていたのです。

ところが、先日ようやく曲作りの一歩を踏み出すことに成功しました。
なんと、念願だった自分のオリジナル曲が完成したのです!それがこちら!

「親不孝」/こいけ(2024/08/10投稿)

作曲、私。
作詞、私。
歌唱、私。
地産地消ならぬ、自産自消。初心者でもオリジナル曲は作れたよ!やったね!


この曲をどんな感じで作っていったのか、初心者のじたばたを等身大のレポートでお届けしていきたいと思います。

きっかけはclusterでの「作曲入門講座」

私が曲作りに取り掛かるきっかけとなったのは、今年5月に行われたclusterでのイベント。
こねこ星人さんから、簡単な作曲の勉強会を開くよ~と告知がありました。

内容は超初心者向けで、音楽知識は鍵盤のドレミファソラシドがわかればOKとのこと。
アプリを使って、スマホ一つで作曲が始められちゃうんだって。

まさに今、私が欲している情報そのものなんじゃ……!?
即日申し込み、無事エントリー完了しました。

当日、アシスタントの瑠璃星さんを発見。はねこさんも参加されていて、一緒に受けられたから心強かった~!

※主催者側のイベント感想はこちら。clusterでイベントを開きたい人にお役立ちの内容です!


さて、イベントでは「GarageBand」というアプリを使って作曲の手ほどきをしてもらいました。
macOS・iOS・IPadOS用の音楽制作ソフトウェア(基本無料)です。

‎GarageBand
‎GarageBandがあれば、あなたのiPad、iPhoneが多彩なTouch Instrumentのコレクションと、プロ並みの設備を持つレコーディングスタジオに変身。どこにいても、自由に音楽制作が楽しめます。Live Loopsを使用すれば、DJスタイルの音作りも簡単です。楽器に触ったことがない人でも、マルチタッチ...

なるほど、アプリをダウンロードね……とAppStoreの画面を見て気付く。もうインストールされてる!?

どうやらiPhoneの初期アプリらしく、触ったことのないアプリが並ぶゾーンにひっそりと埋もれていました。
使い方はざっくり言うと、

「使いたい楽器を選ぶ」→「画面をタップして音を打ち込む」→「音の高さや長さを細かく調整」

この繰り返しです。

3枚目の緑のバーがどんどん増えて曲になっていきます。
何だか見覚えがあると思ったら、音ゲーの操作画面に似ている気がする。

画面をタッチして操作できるので作業自体は直感的にできますが、「どうやって他の楽器を追加するの?」「音を修正する画面ってどこにあるの?」といった細かい部分は教えてもらって初めて分かりました。
今回のイベントで簡単な操作をひと通り教わっているからできるのかも……という印象。
動画サイトなどで基本操作の解説はたくさん出ているので、どれか1つ見ておくとスムーズに動かせるかもしれません。

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最初から「すごい」曲を作らなくていい

イベントの中で私が特に印象的だったのは、「最初からめちゃくちゃすごい曲を作らなくていい」というこねこ星人さんの言葉です。
今まで誰も聞いたことのないような革新的な曲なんてプロでもそうそう作れません。だから、みんなをびっくりさせてやろう!なんて考えなくて大丈夫です、と。

これを聞いた瞬間、私の中にあったハードルがスル~ッと下がったのが分かりました。
そっか、難しく感じていたのは「『すごい』のを作らなきゃ」と心のどこかで気負ってたからなんだ!

何となく、名曲でなければ投稿しちゃいけない……という気持ちになっていたのです。ハードルを上げていたのは自分!

そうですよね。登山を始めて3日の人が「明日エベレスト登頂してくるから!」と言っているようなものです。
別にエベレストに上らなくてもよいの。近所の山でOK。

ということで、目標は「まずは1曲仕上げる」になりました。

準備するもの

準備物は「GarageBand」!以上!


……と言うと身もふたもないのですが、本当に最初はこれだけでした。というのも、ひと通りの音楽作成機能が備わっているソフトなのです。初期装備で旅に出られる。

ただ、「ここから先は自由に作ってよし」となるとどうすればいいか分からないもの。何か指標になるものが欲しいな~ということで、まずは取り掛かり方を考えることにしました。

作曲には、大まかに分けて「詞先(しせん)」と「曲先(きょくせん)」の2種類があります。
詞を先に書くの? それとも曲を先に書くの? ということです。どちらが先に思い浮かぶのかはアーティストによってまちまちみたい。

私は趣味で小説を書いたりしているので、文章なら取っかかりやすいんじゃないかな?と思い詞先で行くことにしました。
まずは作詞の方法を簡単にお勉強することに。こちらは次回詳しくレポートしていきますね!

今回は、ブラウザ上でテキストが管理できるツール「notes」をご紹介しておきます。

小説執筆ツール「notes」

ブラウザがあればどこでもログインできるので、PCでもスマホでも文章の続きを書いていくことができます。
小説を書くときに重宝しているツールなのですが、これが歌詞を書くのにも大変便利でした!
バスに乗っているときに「このフレーズよさそう~」と閃いた言葉をすぐに書き留めたり、10分の空き時間でササッと1行増やしたり、PCで開けば印刷してチェックもできたり。かゆいところに手が届くツールです。


さあ、これで準備は万端。
次回から、いよいよ作詞と作曲に入ります!近所の山に登って朝日を拝むぞ!おー!

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