これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である

くもんのペーパークラフトシリーズ、「アポロ11号」を紹介します。
アポロ11号は、人類が初めて月面に降り立った歴史的な宇宙飛行です。1969年7月16日に打ち上げられ、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面に降り立ちました。

人類初の地球外天体に着陸したのです
人類で初めて「地球外天体」に行って、人類で初めて「地球外天体」に着陸し、人類で初めて「地球外天体」に足跡を残したのです、ってあらためて言葉にすると、凄すぎてピンとこない。

さすが「くもん」。子供向けの丁寧な組立説明です。
1996年発刊とあります。この頃のお子様向けの本は漢字少なめで、ルビを振っています。
紙厚も少し厚めですが、昔からくもんシリーズは結構作ってきたので、作りにくい事は無いです。
完成写真を見ると、お子様と比べても結構な大きさですね。
現在の価値で約14兆円もの予算だったんだよ!
これだけのコストをかけてまで、月に行く必要があったのかな?
調べて見ると
「アポロ計画は「費用対効果」だけでは測れない事業でした。
冷戦下の政治的勝利、科学的発見、技術革新、人類の夢の実現が重なり合い、14兆円という巨額投資が正当化されたのです」
と、いうことだそうです。
アメリカとソ連(現在のロシア)の冷戦の延長線上にある、壮大な戦いだったのですね。
アポロ宇宙船の開発は、システム工学・半導体・材料科学などの分野を飛躍的に進歩させ、
これらの技術は後の航空宇宙産業だけでなく、コンピュータや通信技術にも波及しました、
とのことです。

くもんのペーパークラフトは判りやすい
くもんのペーパークラフトBOOKでは、いつも組立パーツの全体図が掲載されています。
工作する側からすれば、とても判りやすく、大変有難いですね。

月面着陸は人類の探求心と挑戦の象徴

パーツの彩色も大変良いです。

あちこちに、細かいパーツが再現されています。
ペーパークラフトを工作する身にとっては、工作の「探究心と挑戦」心がくすぐられます。
当時の男の子には、たまらんでしょうなぁ。
月着陸船も付いているのだ

そういえば、月着陸船はどうやって月に運ばれたんだろう?
調べてみました。
あの細長いロケットの先端に月着陸船をくっつけて、打ち上げられたのです。
まさか、先端に月着陸船をくっつけて~、とは意外でした。
月着陸船+ロケット(司令船・機械船)を地球周回軌道に投入し、
その後月に向かう軌道に移行したそうです。

郵便番号3桁


昔の本にはよくこんなアンケートはがきがついていました。
郵便番号が3桁です。懐かしいですね。
今ならWEBですよね。このアナログ感がとてもいい。
切手も50円の時代です。
このペーパークラフトはAmazonやメルカリで入手可能です。
しかし、1,200円、3,900円、11,484円と幅がありますね。
購入時よりはコレクション価値が上がっている!うれしい!!

