新しいペーパークラフトの世界(19)

ハンドメイド・クラフト

なーに、生きていればなんとかなるもんさ。

漫画「三丁目の夕日」がそのままペーパークラフトになりました。

漫画を読んだことがありますか?

西岸良平先生の描かれるキャラクターは、優しさに溢れ、ほっとします。

映画「ALWAYS三丁目の夕日」もヒットしましたね。

ちなみに「ゴジラ-1.0」を製作した監督です。

何気なく、心が温かくなるのです

私も昭和生まれなので、この世界観は本当に懐かしく思います。

この家のペーパークラフトですが、トイレやお風呂、台所、家具などもう当時そのままって感じです。

このペーパークラフトBOOKの発刊が2001年です。

もう、四半世紀前か。時の流れは速いな、とあらためて思い起こされます。

ペーパークラフトとしても秀逸なのです

パーツがトムソン加工されています。

トムソン加工とは、切込や折りを入れる加工のことです。

最初から切込が入っていれば、工作が楽でしょ?

ペーパークラフトで、ただの印刷かトムソン加工されているかの違いは大きいのです。

トムソン加工を入れるには、大変コストが上がります。

コストを下げるには大量生産するしかありません。

本の価格が1,238円+税なので、恐らく万単位のロットで出版したのではないかと推測します。

ここまで徹底して再現していると、昭和当時の庶民の家としても

素晴らしい資料なのではないでしょうか?

テレビとか、洗濯機とか、見ていて楽しくなります。

ミゼットだ! スバル360だ!

ダイハツ ミゼットですよ! スバル360ですよ!

プラモデルでは見たことありますが、ペーパークラフトでは珍しいですね。

私もいつか設計してみたい。

このペーパークラフトBOOKは、時々オークションで見かけます。

そういえば、私も昭和の家のペーパークラフトを設計しておりました。

また、今度紹介しますね。

ハンドメイド・クラフトペーパークラフト
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