なーに、生きていればなんとかなるもんさ。

漫画「三丁目の夕日」がそのままペーパークラフトになりました。
漫画を読んだことがありますか?
西岸良平先生の描かれるキャラクターは、優しさに溢れ、ほっとします。
映画「ALWAYS三丁目の夕日」もヒットしましたね。
ちなみに「ゴジラ-1.0」を製作した監督です。
何気なく、心が温かくなるのです

私も昭和生まれなので、この世界観は本当に懐かしく思います。
この家のペーパークラフトですが、トイレやお風呂、台所、家具などもう当時そのままって感じです。
このペーパークラフトBOOKの発刊が2001年です。
もう、四半世紀前か。時の流れは速いな、とあらためて思い起こされます。
ペーパークラフトとしても秀逸なのです

パーツがトムソン加工されています。
トムソン加工とは、切込や折りを入れる加工のことです。
最初から切込が入っていれば、工作が楽でしょ?
ペーパークラフトで、ただの印刷かトムソン加工されているかの違いは大きいのです。
トムソン加工を入れるには、大変コストが上がります。
コストを下げるには大量生産するしかありません。
本の価格が1,238円+税なので、恐らく万単位のロットで出版したのではないかと推測します。


ここまで徹底して再現していると、昭和当時の庶民の家としても
素晴らしい資料なのではないでしょうか?
テレビとか、洗濯機とか、見ていて楽しくなります。
ミゼットだ! スバル360だ!


ダイハツ ミゼットですよ! スバル360ですよ!
プラモデルでは見たことありますが、ペーパークラフトでは珍しいですね。
私もいつか設計してみたい。
このペーパークラフトBOOKは、時々オークションで見かけます。
そういえば、私も昭和の家のペーパークラフトを設計しておりました。
また、今度紹介しますね。