こんにちは!そら嬢です。
先日、手芸屋さんに行ったらとんでもなく好みな布を見つけました。
ミモザ…ではないようですが、北欧風のお花とぱきっとしたイエローが絶妙でかわいい!
手芸屋さんも、季節に合わせていろいろな布や素材があって、いつ行っても飽きませんね。
ちょうど家族が旅行用のメイクポーチを欲しがっていたので、マチ付きのポーチに仕立てようと思います。
↓こんなの
真っ直ぐ縫うだけでできる、いちばんシンプルなポーチです。
一度覚えると、応用してお好みのサイズや形で作れるので楽しいですよ♪
材料・道具
こちらの布で作っていきます。
表はもちろん、かわいいミモザ風。
裏地は家に眠っていた細かい星柄の布を使用します。薄めの色のほうが中身が探しやすくて便利かもしれませんが…メイクポーチなので汚れが目立たない色にしました。
ファスナーはミモザ布に合わせてマスタード色です。
私は手軽にミシンで作成しましたが、大きなものでなければ手縫いでも十分作れると思います!
きれいに作るために、アイロンも用意しておきましょうね。
今回は20cmファスナーに合わせて布を準備しましたが、他のサイズにも簡単に応用ができます。
どんなサイズでも作る手順は変わらないので、自分のほしいサイズで材料を用意してくださいね。
せっかく作ったものは、使わないと勿体ないですからね!
下準備
布のサイズが分かったところで、まずは縫う前の下準備をしておきましょう。
これらをしておくことで、よりきれいに仕上げることができます!
①布をカットする/接着芯を貼る
ぬいしろの外側の線にあわせて表布、裏布をカットします。
表布が薄手の場合は接着芯を貼ることでしっかりとしたポーチに仕上がります。
接着芯の貼り方については、布と接着芯を同じサイズにカットして貼り合わせるのが一般的なようなのですが…私はどうもこれが苦手で、布と接着芯がずれてしまうんです。
なので、画像に書いたように、先に接着芯を貼ってから布と一緒にカットするようにしています。
この方法なら、柔らかくて切りにくい布でもずれることなくきれいに切ることができるので、もし私と同じようにお困りの方がいたら試してみてください。
②中心の印をつける
表布、裏布とファスナーの中心に印をつけておきます。
合わせるときの目印になるので、つけておくととても便利です。
③ファスナーの端を折り込む
ファスナー止まりの先がぴらぴらとなっています。
ここを先にきちんと縫い止めておくと、縫うときに処理しなくて良いので楽ですし、ファスナーの角もきれいになりやすいです!
折りたたむとき、左右の高さは揃えてくださいね。
作り方①布とファスナーを合わせる
ここまできたら!いよいよ縫っていきましょう。
まずは、ファスナーの部分から縫っていきます。
両側とも縫い終えて、ぜんぶを開いた状態がこちら。
↓表
↓裏
これを、今度は表布同士、裏布同士で合わせていきます。
ファスナーが中心にきて、布はそれぞれ中表になります。
↓このような状態です(サイドを縫ったあとの写真ですみません。撮り忘れました。)
このあとサイドを縫っていくので、ファスナーの部分は高さをしっかり合わせておいてくださいね。
作り方②マチの大きさを決める
サイドを縫う前に、マチのサイズを確認しておきましょう。
このように、底になる部分に印を入れてカットしていきます。
縫い線の内側にマチの幅÷2の正方形の印を入れていきます。
5mm程はぬいしろとして追加されるので今回は
マチ5cm÷2=2.5cm
として印をつけました。
表布・裏布両方とも、すべての角に印をつけ、ぬいしろごとカットします。
↓こうなります(またも縫ったあとの写真ですみません。)
これでマチの準備が完了です。
作り方③外周を縫う
青い線が今回縫うところです。
サイドと表布の底をすべて縫います。
裏布の底は返し口になるので、端だけ1〜2cm縫っておきましょう。
返し口は、今回のサイズなら7cmほど、小さいポーチなら5cmほどあいていれば大丈夫だと思います。(もちろん大きく開いている方が返しやすいです)
ファスナーの横を縫うときは、ファスナーの端の布を一緒に縫ってしまわないように気をつけてください。
ファスナーの引き手は真ん中あたりに動かしておくとサイドが縫いやすいです。
すべて縫い終わったら、すべての縫い代部分をアイロンで割っていきます。
両側からしっかりとアイロンをかけてくださいね。
サイド、表布の底、返し口をつくった裏布の底も忘れずに。
作り方④マチを縫う
続いて、マチを縫っていきます。
先ほどカットした角を
このように折りたたみます。中心線(縫い線)をまっすぐ合わせてください。
端から5mmほどのところを縫うと
約6cmのマチができました!
(先ほど印をつけた2.5+縫い代5mm)✕2=6cm
なります。
残り3つの角も同様に縫いましょう。
作り方⑤仕上げ
ここまでで縫うところはほぼ終わりです。
先ほどつくった返し口から表に返していきましょう。
ひっくり返し終わるとこうなります。
返し口から指を入れて、表布の底をきれいに整えましょう。角をしっかりと作ります。
続いて返し口を閉じていきます。
今回、私は際1mmのところをミシンで縫いましたが、本当は手縫いでコの字とじをするほうがきれいに仕上がるのでオススメです。
縫い終わったら、裏布を中に入れ込み……
底を整えて……
完成です!!
何回見てもかわいい柄です。ファスナーの色合わせもばっちり。
出来上がった見た目はちょっとコンパクトすぎたかな?と思いましたが、普段使いのメイク道具はだいたい収まるくらいの良いサイズ感でした!
自分で作ると愛着も湧きますし、何より好きなサイズで好きな色柄を合わせて作れるのが楽しすぎます!
最近は手芸屋さんだけでなく、百均にもかわいい端切れがたくさんありますよね。
そこまで大きな布も必要なく、作り方も簡単なのでぜひオリジナルポーチを作ってみてください♪
ちなみに先ほどの完成図でちょっと甘かった角出しは、内側から整えたらちゃんときれいになりました。よかった!