「この失敗しちゃったイラスト見て！！」
・・・ごめんなさい。さっそく冒頭からやらかし散らかしています。
さて今回、ゲーム「ポケットモンスター」に登場するキャラクター「リーフ」とポケモン「イーブイ」の描き進めた方法について解説していきます。
ここの記事を読んで分かることは、
・リズムとフォースとは何かについて
・光源を意識した陰影のつけ方について
・イーブイのモフモフがかわいいについて
となっており、3秒で読み終わる内容になっています。
この記事を通して、「イラストをアップデートしたいけど、どうやってすすめていいか分からない！」とか「イラストに興味があるけど何に意識して描いたらいいの？」という方に向けて少しでも助けになればと思います。…というよりも、わたくしケシピン自身がどこに意識を向けてアップデートを図ろうとしているかが分かる記事といった方が今は良いかもしれないですね。
リズムとフォースとは何か
マイケル・マテジ著の、人物ドローイングに「生命感」と「動き」を宿らせるための理論と実践を体系化した本の名前で、特にアニメーションやジェスチャードローイングの分野で高く評価されているものです。身体の動きや重力、力の伝達など生命を感じることができる意味のある線をフォース。フォース同士をつなぐ視覚的な流れで視線を誘導し、動きの連続性を生むことをリズムといいます。
リズムとフォースについては様々なSNSやブログ、動画にて解説されています。本を読んで理解できない時には動画配信を参考にするとイメージしやすいかと思います。私の場合はプロアニメーター作画監督hide先生の運営するオンラインサロンhide channel（アーカイブ動画あり）にて理解を深めました。
そもそも、人体の構造って完璧な左右対称ではないんですよ。
わずかに筋肉の膨隆部分が上下にずれています。
これらが動作することでリズムのある輪郭線を描くことは容易に想像できると思います。
ちょっと今回は本に載っていたこんな感じのポーズ↓を参考に描いてみましょう。
リズムとフォースでは四点透視法についても触れています。
この手法を使うことでモチーフのキャラがこちらにググっと近寄ってくる感じが伝わってきますよね！
オレンジの線や青い矢印がフォース。二つ以上が組み合わさることでリズムを作ります。
光源を意識した陰影のつけ方について
「陰と影」という用語で検索すると球体に影が付いたものがたくさんイメージ画像として出てきます。
一言でいうとこいつのことです。↓
私事ですが、こいつが大の苦手でして、陰影を意識した瞬間に脳が処理落ちしてフリーズします（汗）
これまで、この問題を避けに避け続けていましたが、たまたま、とある講座（Coloso Japanでイラストレーター ye_jji先生の「理想通りに失敗なく仕上げる高密度な彩色の間違いノート」）を受講した際にこのことに触れていて理解を深めることができました。
今回はその勉強を兼ねて実践。
ざっくり影つけラフ作成。↑
キャストシャドウ（落ち影）：光源の光が物体に遮られできた影
コアシャドウ（陰）：物体そのものにできる陰
オンクルージョンシャドウ：物体同士が近づきひと際暗くなるところ
反射光：光源の光が地面などに跳ね返えることで作られる明るくなった部分
描き終えて改めて白黒のこのイラスト見てみると説明と全然かみ合ってない・・・！ごめんなさい！あんまり参考になりませんので雰囲気だけお楽しみください。
あとは、グリザイユ画法の要領で白黒イラストをカラーに変換。
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そして清書して完成！
・・・と思っていた時期が私にもありました。
どう説明していいか、描き進めていくうちにどんどんと「これ違う！」って感覚に陥っていましました。う～ん。どうしたものか。
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ほ ぼ 描 き 直 し ！
結局のところ！いつも通りにカラーラフを描いたってわけよっ！（フレンダ風に）
そして、ここからがとにかく大変だったけど割愛。
途中、泣きそうになって何度も描くのやめようかって思ったけど完成させました！
さてさて、完成したイラストはこちらです。↓
う～ん。
・・・なんか、パッとしない。
あ！構図とか全然意識して描いてませんでしたー！
【今回の反省】
描き始めるときには構図を忘れずに。
反省したらまた前に進むだけ！次頑張ります～♪
（・・・ご、ごほん。トリミングしてごまかしたりしてない！してないんだからね！）
以前描いたナンジャモ＆クレバリーと比較すると大分イラストの解像度はあがったと思う。この描き方をもう少し突詰めてみようかな？
↑ナンジャモ＆クレバリー
イーブイのモフモフがかわいいについて
イーブイは『ポケットモンスター』シリーズの中でも特に人気の高いポケモンです。その魅力の大きな要素のひとつが「モフモフ感」っ！！ふわふわとした毛並みは、まるで高級なぬいぐるみのようで、見ているだけで温かい気持ちにさせてくれるんです～。大きな耳とくりっとした瞳、そしてふさふさのしっぽがマリアージュすることで、愛らしさが極限まで引き出されているぅ！…柔らかそう…触れた瞬間に手のひらを包み込むような温もりを想像させる毛並みに触れたい…むしろイーブイの毛になりたい。。。
見た目だけじゃなく、人懐っこくて少しおっとりした感じも「守ってあげたい」感が湧いちゃうよね。感情を多層的に刺激される、ほんと存在自体が罪～～～！(*´Д｀)ﾊｧﾊｧ
【おまけ】
以前に取り組んだことのあるお絵描き上達練習法です。
ご興味があればどうぞご覧ください(^▽^)/ﾏﾀﾈ
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