昭和少年の忘れられない夏休み

あの頃の昭和少年達は、夏休みに夢中になって作ったんじゃないかな。
プラモデルとはひと味違った工作物でしたね。
一冊で5~8種のペーパークラフトが作れたのですから、当時の子供達にとっては
コスパ最高でしょう。

1996年の発行となっています。
新装版ですね。
初版は1977年です。
人気がある証拠ですね。
ちなみに、再々新装版も出ています。


もの凄く厚いのだ!
色が付いていないんですよね。ペーパークラフトBOOKとしては珍しいです。
紙厚もかなり厚く、切るにしても、折り曲げるにしても、工作には苦労すると思われますが、
当時はそんなことを気にすること無く作っていました。

作り方のポイントです。
今見ると結構な工作スキルを要求されています。
今時のお子様には、難しいかな?という気がします。

紙工作に「ニッパーを使うといい」という説明があるほど、紙が厚いのです。
あらためて紙を触ってみると、やっぱり厚い。ハガキより厚いんじゃないかな。
ん? 紙には曲げやすい方向があります?
厚い紙なりに工作の仕方があるようですね。
丸め方のコツまで案内されています。

戦車=キングタイガーって感じ


車輪もより一層、厚いです。

キャタピラです。
紙です。

「塗ってもおもしろいです」と言われても
確かに塗ったら面白いのでしょうが、、、
プラモデルとは違うのだから、「塗ってもおもしろいです」と言われても
プラモデルの塗装スキルをさらに超えるスキルが必要な気がします。

塗装した場合の作例です。
私は、流石にここまでは出来ません。

私の考え方として、
プラモデルの完成度を高めるには「塗装スキルが絶対必要」、と常々考えております。
一方、ペーパークラフトでは、あらかじめ色を付けておくことで、
塗装スキルに関係なく、見栄え良く完成させることが出来ます。
つまり、型紙の色付けがしっかりしていれば、必然的に完成度が上がります。
そのため、型紙製作時の色付けにはかなり注力します。
他のシリーズもあるのです
摺本好作先生の「ペーパークラフト」には他にもシリーズがあります。



日本の軍艦と言えばやはり「大和」ですね。
他の軍艦と比べて、大きいです。


私が所有しているコレクションは、「世界の戦車」「日本の軍艦」のみです。
他には「F1、スーパーカー」「日本の蒸気機関車」「世界の軍艦」があります。
え?え?え?
このペーパークラフトはオークションで入手が可能です。
って、いつもは入手方法を案内しているのですが、、、
最低、5,000円?
中には16,500円ってのもあります。
いつの間にこんなに価値が上がったの?
久々に調べてみて、私のコレクションの価値が上がったのをみて興奮しております。
もっと、貪欲に収集していればよかったな。