新しいペーパークラフトの世界 (9)

ハンドメイド・クラフト

当たり前を当たり前と思わないこと、当たり前の日常が幸せ。

新しいペーパークラフトの世界 9回目は

3Dペーパークラフト・ポートレイトシリーズ、3回目(最終回)です。

実のところ、これを紹介したいがために複数回に分けてブログを書きました。

「後藤真希」さんです。

2003年、限定5,000セットで会員向けに発売されたものです。

(もうそんなに前のことか)

3Dペーパークラフトポートレイトの使い方としては

成功型のモデルだと個人的には思います。

写真には「¥30」のシールが貼ってありますが、実売価格は5,000円でした。

私はハロプロの会員でなかったので、後からオークションで入手したのですが

その時は確か1,500円だったと思います。

今も時々ヤフオクやメルカリに出てきます。

もう一つ言うと、この頃に「ペーパーフィギュア」という造語が登場し始めたと思います。

(違っていたらゴメン)

以前にもお話ししたように

人物モデルで一番大事なのは「鼻」です。

3Dポートレイトとしては成功型といいましたが、

やはりお顔、特にお鼻は気になりますね。

初めて開封した(ちょっとドキドキした)

ブログ用の撮影のために開封してみました。

私にとっては貴重なコレクションですから、本当は開封したくなかったのですが

まあ、現実的に将来物凄く高値になる、ということもなさそうなので。

実際に工作した場合、紙厚の段差が気になるんじゃないかな、と感じました。

3Dポートレイトでは顔の写真をそのままパーツに貼り付けていますので、

鼻の立体的な違和感は薄れていますね。

「ゴマキ」らしさが十分伝わってくるモデルだと思います。

あんまり私ばかり追っ掛けてちゃダメよ

ハロプロを代表するアイドル「松浦亜弥」さんです。

とにかくもの凄い人気だったですよね。

「あやや」らしいポーズのペーパーフィギュアです。

「後藤真希」と同時発売でした。

私的には「前田 健」の方が記憶に根付いています。

私自身が芸術なの

こちらは3Dポートレイトシリーズではないのですが、

同じ2003年発売で、人物素材のペーパークラフトなので購入しました。

デビュー当時はかなり期待されたアイドルでした。

「昼ドラ」に出演し、アニメ声優も務めました。

その後いろいろあり、波瀾万丈な人生を送られましたが、

現在はYouTuberとして活動されています。

このペーパークラフトは本屋でなくコンビニでのみ販売されていました。

写真には「ペーパーアイドルvol.1」とありますが、

これが売れればvol.2が出たのでしょう。(誰が候補だったのかな?)

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…….

さて、人物ペーパークラフトの最重要点である「お顔」の表現ですが

残念な内容と感じております。

鼻パーツ、唇パーツが顔面はめ込み式なんであり得ないでしょう!

顎ラインの、のり代位置も違和感を感じますし。

3Dポートレイトシリーズはオリジナルを360度撮影して

3Dデータ化によるモデリングをするのですが、

このペーパークラフトは3Dモデリングをせず、

アナログ的に造形をしたのではないかと推測します。

裏表紙の完成写真を見ても、本来美しく表現されるべき曲線が

ゴツゴツとしており、お顔などリアル感を出すために写真データを

貼り付けたのでしょうが、モデリングがしっかりしていないために

形が本人と異なり逆効果になっていると思います。

せっかく「世界初」と謳っていたのに、残念です。

お口直しに

生写真付となっていましたが、これがその生写真です。

素敵な方ですね。

探究心は忘れない

酷評したペーパークラフトもありましたが、

私自身はどうかと言うと、志し半場であります。

とても人の事を言えません。

だから、いつの日か「これが人物ペーパークラフトだ!」という物を創り上げ

皆様にお届けしたいと思います。

安佐動物園 クラウド君 カープver.

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