ゼーーーーーーートッウ!!!!

私が紹介したかったペーパークラフトコレクションの一つ「マジンガーZ」です。
アニソンでも「ゼーーーーートッウ!」はお馴染みですよね。
原作は永井豪先生です。漫画よりアニメの方がメジャーでしょうか。
実は、私は原作を読んだことが無いのです。
漫画で唯一記憶にあるのは、主人公の「兜甲児(かぶとこうじ)」がマジンガーZの操縦に不慣れなため、意図せず周りのビルを壊すシーンです。
もともと、漫画が先に世に出たわけでなく、デビルマンの後出としての企画で、アニメと同時進行だったようでして、多々紆余曲折を経て描かれていたそうです。

そーらに~そびえる~ くろがねのし~ろ~ !
「空にそびえる くろがねの城」カッコイイ歌詞ですね。
このペーパークラフトBOOKを開くたびに頭の中をオープニングが駆け巡ります。
鉄腕アトムは自分(AI)の意思で動き、鉄人28号は操縦機で動かしますが
マジンガーZはホバーパイルダーという本体とは分離した乗り物に乗り、
本体の頭部と合体して、操縦者が操縦するスタイルでした。
ガンダムやボトムズの走りですね。
マジンガーZが登場するシーンでは
プールが左右に割れて開いて、大量の水が流れ落ちる中から
昇降機に載せられたマジンガーZがせり出てきて、
空を飛んできたパイルダーで合体する。
少年達にはたまらないシチュエーションだと思います。
まさにスーパーロボットです。

顔も凜々しい!
パイルダー オン!!
合体する乗り物がホバークラフトというアイデアも流石です。


合体時には「パイルダー オン!」と叫びながら合体します。
ホバーパイルダーは後にホバークラフトでなく、ジェット推進による
ジェットパイルダーに置き換わります。
ペーパークラフトBOOKではホバーパイルダーとジェットパイルダーの二種、用意されています。

この写真では、マジンガーZの後ろに翼みたいなのが付いていますが、
これは「ジェット・スクランダー」という空を飛ぶための翼です。
マジンガーZは空も飛べたんですよ。
説明図は丁寧、でも組立はスーパーロボット級

実は一度、工作しました。
ご覧の通り、組立説明図は大変わかりやすく、工作意欲をそそられました。
が、現在工作を中断しています。
忙しいのも要因ですが、
実は、若干作りにくいと感じたところがありまして、

紙厚に苦労したのです。
厚すぎてもいけない、薄すぎてもいけない、
ペーパークラフトの工作には「紙厚」が重要だと、私は感じております。
このクラフトBOOKの紙厚が、少々厚すぎると感じました。
私は常々「135kg」(0.19mm)の上質紙を使用します。
ちなみに紙厚を比較すると以下の通りです。
一般的なチラシ(広告)(0.053mm)
コピー用紙(0.099mm)
冊子の本文(0.1mm)
冊子の表紙(0.153mm)
官製はがき(0.251mm)
と、いうところでこのマジンガーZペーパークラフトBOOKの紙厚は
はがきに近い厚さに感じられまして、
曲げや、折りに苦労した次第です。
でかい!でかすぎる!!
しかしながら、このモデルの大きさを見て下さい。

足裏のパーツですが、「大人の握りこぶし」を上回る大きさなのです。

実物大ポスターが付録として付いています。
こりゃ、でかいや!
この大きさを支えるのであれば、紙の厚さは仕方ないことですね。
しかし、本当にでかい!
何度も言うけど「でかい!」
まだ、工作途中ですが、いずれ落ち着いたら続きを工作します。
ちなみに、私は購入する際に、気に入ったモデルについては工作用、保存用と2冊購入します。
このペーパークラフトBOOKは時々オークションで見かけます。