運命だった!

アメリカのDCコミック ヒーロー&ヴィラン マスク ペーパークラフト です
購入したのが確か28年前です。
東京に出張に行った際には、渋谷の東急ハンズに行きペーパークラフトを物色するのですが、
この日はいい出物に出会えませんでした。
仕方なくいつもは入らないキャラクターグッズの店にふらふらと入ったのですが、そこで見つけたのがこのペーパークラフトBOOKでした。
店員さんの話では「フィギュアは仕入れてもこんなBOOK等はあまり仕入れない、3冊だけ仕入れたが、日本中でこんなの仕入れるのウチだけでしょうよ」と言われ、(つまり日本には3冊しかないのか)と考え購入を決めました。
このペーパークラフトBOOKに出会えたのは「運命だった!」と思いました。
5,000円でした

裏表紙に$25.00とあります。
当時1ドルが120円くらいでしたので、本来は3,000円くらいの商品ですね。
当時は(今もですが)ペーパークラフトを趣味にしている奴なんて周りにいなかったのですが、恐らくその時点で日本に3冊しかないであろうペーパークラフトBOOKを自慢したくて、冷たい視線を浴びながらもこのペーパークラフトBOOKの素晴らしさを熱弁したものです。
意外に安い買い物だったかもしれない
バットマンでしょ。
ジョーカーでしょ。
トゥーフェイスでしょ。
キャットウーマンでしょ。
スーパーマンでしょ。
ダークサイドでしょ。
ドゥームズデイでしょ。
ザ・フラッシュでしょ。
ワンダーウーマンでしょ。
スパイダーマンは無いのね。


キャラクターのイラストも大変よろしいかと。
それより、このページの左側を見て下さい。
パーツがトムソン加工(切込入り)されているのです。
曲線が優先される生物系、特に顔などのペーパークラフトではパーツそのものが不定形であり、トムソン加工するための木型や刃入れなど相当なコストが掛っていると思われます。
しかも、それが9体分もあるとは!
キャラクター毎に形が違いますし、リアルに彩色されていますし、
そう考えると人型モデルのサンプルとしてはお買い得だったかもしれません。
お鼻の出来が結構いいと思えるのです

以前より人物ペーパークラフトでは「お鼻」が大事、と申し上げていましたが、
このペーパークラフトではお鼻の出来栄えに、大きな違和感を感じないのです。(個人の感想です)

しかも唇まで立体的に再現出来ています。

このブログを書くために、久しぶりにこのペーパークラフトを引っ張り出して眺めてみたのですが、
お鼻や唇の凹凸について完成写真を見る限り「これはないわぁ~」感を感じません。
実物大のモデルだと「お鼻」や「唇」はある程度違和感なしに仕上がるのかもしれない、と発見しました。
(コミックの顔だからかな?)
ある意味パズルだな

組立説明図はなく、組立手順を文章で説明しています。
海外のペーパークラフトの組立説明図は、大体が図とパーツ番号で構成されているのですが文章だけというのは珍しいですね。
しかし、直感的に作れそうです。
今でも日本に3冊しかないのかも?
ブログを書く際には、紹介するペーパークラフトがその時点で入手可能かどうかを調べています。
大概の物は「ヤフオク」か「メルカリ」、もしくは現在も販売中で見つかるのですが、
無いっ!無い~!見つからない~!
結構探したんですけど見つからないのです。
やっと見つけたのがAmazon海外サイトで出品されている中古品(6,000円相当)でした。
「もしかしたら、現在も本当に日本に3冊しかないのかな?」 って思っちゃいました。
(んな訳無いか)