映画・アニメ

レビュー

映画『ゴーストバスターズ』シリーズを改めて考察 アメリカの揺るがぬ姿勢を示すかのようなテーマとポリシー

『ゴーストバスターズ』公開当初、私は広島市内の映画館で作品を鑑賞しました。当時はたしか、まだ入場料が1,200円(当時まだ私は中学校だったため、もっと安かったはず)加えて2本立てという、映画ファンには夢のような時代。 あの大ヒット映画『トッ...
レビュー

映画『リバウンド』2AMのチョン・ジヌンがはつらつプレーを披露!韓国発青春バスケットボール映画

韓国のスポーツ界は、かつて88年代のソウルオリンピックを中心に国策として強化を実施していた背景があり、実績が見込める選手を選りすぐって強化を進めるエリート主義的方針がありました。 そのため学校教育の中でもスポーツクラブは少ない傾向でスポーツ...
映画・アニメ

広島のことを知ることができる?カルト的人気を誇るローカルアニメ「おしゃべり唐あげあげ太くん」を観て!

一部の広島県民にとってカルト的な人気を誇っている毎週1分だけ放送されるアニメ「おしゃべり唐あげあげ太くん」を知っていますか? 広島県民からは「そんなもん、はぁだいぶ前からしっとるわ!」って怒号すら聞こえそうな義務教育レベルの話題ではあります...
レビュー

映画『プリシラ』ソフィア・コッポラ監督ならではの世界観全開!伝説的スーパースターの真実を一人の女性の視線で描く

偉大な映画監督を父にもつソフィア・コッポラ監督。日本には映画監督、演出家として知られた蜷川幸雄の娘で、写真家、映画監督の蜷川実花がさまざまな作品で話題を呼んでいますが、コッポラ監督もその映像のセンスという点で注目を集めるクリエイターでありま...
レビュー

映画『インフィニティ・プール』 父親譲りの「エグさ」満載!クローネンバーグ監督独自の世界観を遺憾なく発揮した秀作ホラー

「クローネンバーグ」、その名を聞いてピンとくる方は、まず間違いなく80年代ホラーツウでしょう。 デヴィッド・クローネンバーグ。『スキャナーズ』(1981)、『ヴィデオドローム』(1982)といった名作ホラーは、「グロい」「怖い」というよりは...
映画・アニメ

映画『流転の地球 -太陽系脱出計画-』本国中国で歴代興収トップ10に輝いた超ビッグスケールVFXのSFアクション!

「スケールの大きさ」という特質は、ある意味中国という国が持つ特徴の一つでありますが、今回紹介する映画『流転の地球 -太陽系脱出計画-』のテーマも、その例に漏れず「途方もないスケールの大きさ」を感じさせるもの。 ジャンルとしてはSF、未来の地...
映画・アニメ

映画『THE WILD 修羅の拳』韓国ノワールテイスト全開の新作クライム・サスペンス!

広島といえばよくも悪くも深作欣二監督が手がけた『仁義なき戦い』シリーズが作り上げてしまったイメージで、おっかない場所なんだと勘違いされている方も意外に多くおられるようです。実際に私が東京に住んでいたころ、広島出身であることを明かすと「広島!...
映画・アニメ

映画『梟ーフクロウー』リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジンのタッグで挑戦した朝鮮王朝スリラー!

どうです、このトップ画像?大半の方は「ああ、痛そう…やめてやめて!」「怖ぇぇ…」と思わずビビってしまうことでしょう。この見るからにおっかない構図と似た画として、80年代ゾンビ映画ブームを巻き起こしたルチオ・フルチ監督の映画『サンゲリア』を思...
レポート

尾道映画祭2024レポート 2|映画『あした』 大林千茱萸、高橋かおりが尾道で作品とともに故・大林宣彦監督との日々を振り返る

2024年1月12日より3日間(1月12日は前夜祭)に亘り、広島・尾道で映画イベント『尾道映画祭2024』が行われました。 第二回レポートは1995年公開の映画『あした』です。作品は1月14日に上映され、上映後に本作の主演を務めた高橋かおり...
レポート

尾道映画祭2024 レポート 1|アニメ『ぽんのみち』 佐伯伊織、若山詩音が尾道でファンとともに大盛り上がり

2024年1月12日より3日間(1月12日は前夜祭)に亘り、広島・尾道で映画イベント『尾道映画祭2024』が行われました。 古くは小津安二郎の『東京物語』など、数々の名作を生んだロケ地であったことから「映画の街」としても知られる尾道。またこ...