「周りの音が気になってなかなか寝付けない」「近隣の物音により睡眠中に目が覚める」だとか、逆に「静かすぎてちょっとした物音で目が覚める」など、睡眠の質が悪く睡眠不足でお悩みの方に聞いて欲しいお話です。
かくいう私も、マンション階下の住人の異常な生活音(ドアを叩きつけるように閉めたり、深夜に本気のDIYを始めるなど)に悩まされていて、いろんな対策を試みていました。
そんな中、効果を感じたのがホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)でした。
「赤ちゃんに聞かせるとスーッと寝てくれる」でちょいちょい話題になっているあれで、一定のノイズを出し続ける機械を使って、その音を聴きながら寝るという睡眠方法です。
この段階で「なんか値段が高そう!」と感じた方のためにお値段をお伝えすると、私がお勧めするものは2,000円ちょっとです。
別の疑問として、「寝るのにノイズがあったらうるさくて寝られないのでは?」というごもっともな思いが湧くかもしれませんが、実はノイズを聴きながら寝る方が安眠につながるという理由もあるので、それらも簡単にご説明します。
ということで、今回は「ホワイトノイズ」「ブラウンノイズ」「ピンクノイズ」といった“ノイズ音”を活用した睡眠アイテムである、ホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)をご紹介します。
ノイズで睡眠の質が良くなる理由
人間の脳の仕組みとして「人の話し声に反応しやすい」「一定の音には反応しにくいけど、突発的な異音には危険信号を出す」みたいなのがあり、これらにより眠りが中断されることが多いそうです。
一度これらで目を覚ますと、脳が「また変な音が出るかも」という警戒モードに入ってしまい、眠りが浅くなってしまうこともあります。
一定のノイズを聴きながら寝ると、「ノイズによる一定の音には脳が慣れて反応しなくなる」が始まり、「ノイズの周波数に近い異音がでても、ノイズの音とかぶって脳が反応しにくくなる」などで睡眠が中断されにくくなると言われています。
逆に、としては静かすぎて小さな音すら気になって眠りにくくなるパターンでは、一定のノイズ音を流しておくことで、環境音の“ベース”ができ、細かい音に意識が向きにくくなります。
いずれの場合も、脳を一定の音に慣れさせることで、突発的な異音に反応させなくさせるという使い方です。
これ、実際に使ってみるとマストアイテムと言えるくらい寝やすくなったので、気になるかた向けに、もう少し具体的にご紹介します!
ホワイトノイズ・ピンクノイズ・ブラウンノイズの違いと使い分け
ノイズにはおおまかな周波数(音の高さ)で分類があり、「消したい音に合わせて選ぶ」のがコツです。
今回触れるのは「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」の3種類です。
この三種類がそれぞれどういうタイプのノイズなのか簡単にまとめました。
- ホワイトノイズ
よく「サーッというテレビの砂嵐のような音」と例えられるけど、これが伝わらない方もおおいかもですね!
軽くて高めの音の成分が多い「サー」という一定の音です。
万能型で低い音から高い音までマスクしやすいけど、ホワイトノイズの音自体が苦手という方もおられるので、利用者によっての向き不向きが出やすい。 - ピンクノイズ
ホワイトより高音が抑えられたやや落ち着いた音であり、人の話し声やテレビの音などをカバーしやすい。
自然音(雨・風)に近い音なのでホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)には、雨の音や川の音として収録されていることがある。 - ブラウンノイズ
低音が強いゴーッという音。
滝や遠くの雷のような重たい響きで、ホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)には低いファンの音として収録されていたりもする。
車の音や遠くの工事の音、マンションの隣室から聞こえる「ドン」「コトン」みたいな建物の構造を伝わって響くような音を消しやすい。
この中で「ホワイトノイズ」は有名な用語なので、これを前面に押し出して売られている睡眠用サウンドマシンがありますが、多くの製品は「ブラウンノイズ」「ピンクノイズ」にも対応しています。
【結論】こんな人は試す価値あり
周りの音が気になって眠れない人
少し大きめの音量でノイズを流すことで、突発的な騒音や人の話し声などを上書きすることができます。
ホワイトノイズで寝付ける方はホワイトノイズがお勧めですが、これ自体を耳障りに感じる方はピンクノイズやブラウンノイズを試すのが良いでしょう。
周りが静かすぎて寝にくい人
静かすぎて聞こえる「じーん」とした耳鳴りのような音や、自分の心臓や筋肉が鳴る音などが気になる方には「ピンクノイズ」や「ブラウンノイズ」が向いています。
周りの騒音を消したい場合とは違い、少し小さめの音で流すのがポイント。
睡眠環境がコロコロと変わる人
いつも同じ場所で寝る分けじゃない方にとっては、聞き馴染みのある音で眠れるだけで安心感が得られることもあります。
たとえば、出張が多くて毎回ホテルの環境に馴染むのに時間がかかる方や、宿直があるようなお仕事に就いている方の快眠アイテムとしてもお勧めです。
商品選びのポイント
多くの商品は2,000円から5,000円程度なので気軽に試せる価格のものもあります。
必要な機能が備わっているかは、購入前にしっかりとチェックしてください。
欲しい機能
ノイズの選択肢があること
商品によってはノイズが一種類だったり、選択肢が少なかったりもあるので、搭載されている音が自分に合わないものだと全く使い物になりません。
ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ブラウンノイズがそれぞれ2〜3種類づづ収録されている商品がおすすめ
充電式が良い
USBケーブルで充電して使えるものが主流です。
バッテリー寿命の関係で製品寿命は2〜3年となりますが、乾電池式よりも圧倒的に使いやすいのでおすすめ!
ごく稀に乾電池式のものがあるのでご注意を!
(乾電池式は災害等停電時の利用を想定しているかもなので、用途に合っていれば選んでも良い)
タイマーのオンオフが選べるもの
深い眠りについたらタイマーでオフになってくれる方がありがたいのですが、眠りが浅かったり変化に過敏な方はノイズがオフになる時の音の変化で目が覚めるケースもあります。
タイマーの時間設定変更や、そもそもタイマー機能をオフにできる製品のほうが色々試せるのでお勧め!
いらない機能
高音質である必要はない
高音質を謳ったお高めの商品もありますが、ノイズに関しては高音質である必要はありません。
必要な機能が揃っていたらコスパ重視でOK!
ランダムで再生音が変わる
「一定の音で脳を慣らす」が目的なので、ランダムで音が変わるのは本末転倒です。
たぶん、これは飽きやすい赤ちゃん向けの機能かな?
ランダム機能がつくことによりお値段が高くなってそうな製品は、無理して選ぶ必要はありません。
私が買ったもの:Dreamegg ホワイトノイズマシン

こちら、色によってほんの少し値段が変わるのですが、最安値は2,184円!(執筆時点)
小さくて持ち運びにも便利なストラップ付きなので、置くだけでなく吊るして使うこともできます。
カラーバリエーションが豊富なのもこだわり派にはうれしいかも。

パッケージは通販しか視野に入れてないようなシンプルなデザインです。
多言語説明書が入っていますが情報が薄いように感じられました。
ただ、さわってみれば直感で使えるので問題なしでした。
曲面のある可愛らしいデザインで、表面はゴムっぽい素材でコーティングされており、適度な重量もあるので滑り止めにもなっています。

裏面はタイマー選択とボリュームのプラスマイナスと電源ボタンがついています。
電源は長押しでオンオフ、軽押しでサウンドの変更でした。
電源ボタンに小さなポチがついているので、寝ながら「やっぱこの音苦手だな」とか「もういいから切っちゃおう」みたいな時は手探りでポチのボタンをさわればOK!
サウンド(ノイズ)は16種類ありますが、オルゴールなど赤ちゃん向けっぽいものもあり、大人が使うものは限られそうです。
大人が使う音にも好みがありそうで、まずは焚き火の音を試してみたのですが、ちょっと耳に刺さるパチパチ音が気になって私には合わず、もっぱら「ブーン」という低音ファンの音(ブラウンノイズ)でぐっすり眠っています。
サウンドは電源ボタンを何度も押してめくる感じで選択するのでちょっと使いにくいかなと思いましたが、結局使う音って自分に合うひとつになるので、好きな音が見つかれば問題なし。
メモリー機能がついているので、次回電源を入れた時は前回選んだ音が再生されます。
音量は32段階とのことで、最大音量だとうるさいくらいなので、音量不足で困ることはなさそう。
バッテリーは最大8時間なので、ノイズマシンをつけっぱなしで爆睡する方には心細い動作時間かもしれませんが、充電しながら使えそうでした。
ただ、付属の充電ケーブル(USB-A to USB-C)はかなり短いので、壁のコンセントではなくモバイルバッテリー経由で使うとかが現実的かなと思いました。
これ系の商品は、バッテリーの劣化で買い替えとなるのですが、2000円程度なら2年くらいで買い替えでも痛くないのでは?
低評価レビューに「変な振動が出る」などありましたが、大音量にした時に不安定な場所に置くと出るのかな?
私の環境では実感はありませんでした。
お値段がかなりやさしく、16種類のサウンドの中に用途や睡眠環境にマッチするものがあるでしょうから、これから始めてみるのが良いかもしれません!
まとめ:眠れない夜は「音環境」を変えるだけでも違う
以上、眠れない方のためのホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)のご紹介でした。
近隣の騒音で悩んでる方や、逆に静かすぎて寝にくかったり小さな物音で目が覚めてしまう人には是非試していただきたい睡眠方法です。
商品代が2000円程度なので、毎晩睡眠不足によるストレスを抱え続けるくらいならダメ元で試して欲しい!
数百円の耳栓をいろいろ試したり、安眠ドリンクや安眠サプリに手を出す前に、ぜひともホワイトノイズマシン(睡眠用サウンドマシン)を試してみてください。
それではみなさま、おやすみなさい…

