美しいアートペーパークラフトなのです

皆様に是非とも紹介したかったペーパークラフトの一つです。
まず、「白鳥」というテーマそのものが大変よろしい。
そして、造形の美しさ。
私も「360度どこから見ても本物」を心がけて設計しますが
このペーパークラフトBOOKは、私にとって教科書でもあります。
迷う~!

このペーパークラフトBOOK一冊から1羽を作れます。
3種のポーズ及び5種の白鳥を選択する仕様になっており、
3×5の15パターンより一つを選んで製作することになります。
15冊あれば全種作れるのです。(当たり前か)
さらにバリエーションが!?

羽や足の形容を作り分けられるようです。
確かに微妙なポーズの作り分けが出来れば、自分にとって一番理想の形が作り出せますよね。
白鳥部があったの?

白鳥の種についての説明ページがあります。
オオハクチョウやコハクチョウは知ってましたけど、
白鳥って色々あったんですね。知らなかった。
「日本野鳥の会 白鳥部」と表記があります。これも知らなかった。
鳥の種類毎に部が設けられているのかな?

白鳥の種類毎にパーツが設けられています。
紙は温かみが感じられるマーメイド紙を採用しています。
やっぱり、わかりやすいのが一番

組立説明図もわかりやすいですね。
マニュアルとかを作った事がありますか?
文章だけでなく、絵でも説明するとなると、絵を描く側は本っ当に大変です。
当然、相手にわからせることが目的としてあるのですが、
この組立説明図はまるで「マニュアルの作り方」の教本の様だと思います。

そして、大事な要素がもう一つ。
わかりやすい=工作意欲が湧く
ここはとても大事です。
ペーパークラフトに実用新案登録だって?

画像で判りにくいのですが、羽の工作において半透明パーツを採用しています。
この翼部工作について実用新案登録されています。
特許と実用新案登録は異なるのですが、
いずれにしても申請には大変な手間が掛ります。
手間を掛けても申請するということは、この表現方法に自信と誇りを持って
取り組まれたことの証だと思います。
同時にいかに優れた表現方法であるかが認められたものであり、
ユーザーへの訴求材料にもなりますね。
このペーパークラフトは、現時点でネットで購入が可能です。