こんにちは。そら嬢です!
皆さん、夏休みはいかがでしたか?
旅行に行かれた方、また夏休みが終わってから、秋の連休に旅行に行く方も多いのではないでしょうか。
旅行の醍醐味の1つがホテルステイ。
いつもと違うお部屋で過ごす時間も、特別感があって良い思い出になります。
でも、いつもと勝手が違うからこそ戸惑うこともありますよね。
今回は、普段なかなか聞けない、ホテルに関する疑問に、元ホテルマンであるそら嬢がお答えします!
ぜひこれからの旅行の参考にしてみてください♪
今回の記事は
前編・予約について
中編・ホテルのサービスについて
後編・滞在について
の3本立ての予定です。
疑問①予約のときに気をつけることある?
予約するときに気をつけて見て欲しいポイントは主に3つあります。
①予約プランの内容
当たり前じゃん!と思われるかもしれませんが、自分が予約するプランの内容はしっかりと目を通しましょう!
特に安いプランは、安い理由があります。
例えば、チェックインの時間に縛りがあったり、部屋タイプが選べなかったり。
コロナ禍のロックダウン中は「県民限定プラン」などもよく見かけましたよね。
ホテルに到着してから、思っていた滞在と違った・実は自分は対象外のプランだった、とならないように、プラン内容はしっかりと確認しておきましょう!
②キャンセルポリシー(キャンセル規定)
キャンセルポリシーとは、何日前からキャンセル料がかかるよ、というホテルとのお約束です。
いつまでキャンセルが可能なのか、キャンセル料はどれくらいかかるのか、などはホテルによって、さらには予約サイトによって様々です。
一度行ったことがあるホテルでも「前はこうだったから」と安心せずに、きちんと確認しましょうね。
プランによっては「キャンセル不可」なんてこともあるので要注意です!
③お部屋の詳細
泊まる部屋タイプを決めたら、そのお部屋の設備詳細も確認しましょう。
見るポイントは部屋の広さとベッドのサイズです。
基本的には、予約サイトにはそのお部屋に泊まれる最大人数が表示されています。
例えば
★ツインルーム(ベッド2台)
★部屋の広さ25㎡
★ベッドサイズ シングル(110cm)
★小学生以下の子どもは添い寝可能
というお部屋があったとします。
このお部屋、小学生は添い寝ができるので、家族5人(両親、小学生3人)で予約できちゃいます。
が、どう考えてもベッドが狭いですよね。お部屋自体も5人には小さすぎます。
また、
★ツインルーム(ベッド2台)
★部屋の広さ 30㎡
★ベッドサイズ セミダブル(140cm)
というお部屋を、大人4人で予約した場合。
部屋の広さは大丈夫そうですが、問題はベッドです。
セミダブルは大人2人が眠れる、と計算するので、1つのベッドに2人で寝ることになります。
いくら仲の良い友人であっても、同じベッドできゅうきゅうになって寝るのは、特に夏場はちょっと避けたいですよね…。
このように、ちょっと無理な人数でも予約できちゃうパターンが結構あるので、予約前にしっかりと確認しましょう!
疑問②予約サイトによって値段が違うことがあるけど、結局どこがオトクなの?
旅行先では食事やアクティビティ、お土産とたくさんお金を使ってしまいます。
そのために、できることならホテルは安く抑えたい…と考える方も多いかと思います。
ただ値段については、いろいろと複雑な事情も絡んでくるので、一概に「ここが安いよ!」とは言いにくいんです……すみません🥲
理論的には、ホテルの公式予約サイトが一番安い、ということになっています。
旅行会社が運営する予約サイトとは違い自社で管理しているものなので、手数料が発生しないからです。
ただ、旅行会社が運営する予約サイトでは、その時々でクーポンが発行されたりセールが行われたりと、安くなるタイミングがちょくちょくあります。
汎用性の高いポイントが貯まるサイトもありますよね。
最近は便利な、価格比較サイトもたくさんあるので、とにかく安く予約したい!という方は利用するのもひとつの手だと思います。
気をつけてもらいたいのは、価格比較サイト自体は予約サイトではないということ。
たまに「ト●バゴで予約したんだけど」とお問い合わせをされる方がいらっしゃったのですが、それ、違うんです…
こういう場合、メールなどを確認してもらってどこで予約したか、から捜索がはじまるので、皆さんは自分が使った予約サイトはきちんと覚えておいてくださいね😂
ちなみに個人的には、何かあったときの対応が手厚いので、お値段にさほど差がないときは日本の旅行会社の予約サイトを利用することが多いです。
疑問③旅程が変わっちゃった…変更とかキャンセルはどうしたらいいの?
ほとんどの予約サイトは、日が近くない限りはそのサイト内で変更やキャンセルが可能です。
予約ページを確認して、自分でできそうならそのまま手続きをしてOK!
ただ、たまにできない場合があります。
多くの場合、ここで問題になるのが疑問①で出てきたキャンセルポリシーです。
キャンセル期限を過ぎていると、自分では変更やキャンセルができなくなることが多いです。
その場合は、なるべく早くホテルに連絡しましょう。
大抵の場合はホテル側で変更やキャンセルの手続きを行ってくれます。
もしその時にキャンセル料を提示されたら、きちんとお支払いしましょうね。
クレジットカード決済での予約の場合は自動でキャンセル料が引き落としになります。
現地決済の場合は振込での支払いになることが多いですね。
ちなみに、キャンセル料が発生する期間でも、キャンセルの理由が天候や交通(台風で行けなくなった、飛行機が飛ばなかった等)の場合はキャンセル料はかかりません。
どうしようもないことですからね。安心してホテルに連絡してください。
ただ、キャンセル料を払いたくないからといって嘘をついてはいけませんよ!
交通等の情報はホテル側でも調べていますから、すぐにばれちゃいますよ〜🤔
余談ですが…ホテルへ連絡するとごくごくたまに、ホテル側でも手続きができない、と言われてしまうことがあります。
ホテルマン時代、何度か当たったことがあるのですが、これがなかなか厄介で……お客様も知っておいたほうが良いんじゃないかな?と思うので、共有しておきますね。
この現象が起きるのは主に海外の予約サイトから予約をされた時なのですが、予約サイトとホテルの間に別の予約サイトが挟まってくるんです。
何を言ってるかいまいちわからないと思うので、図解するとこんな感じ。
おそらく、旅行会社同士の業務提携とかがあるのだと思うのですが…こうなると、お客様は旅行会社Aの情報しか持っておらず、ホテルは旅行会社Bの情報しか持っておらず、どちらからも手続きができない、ということになるわけです。
こうなるとお客様から旅行会社Aのカスタマーサービスに連絡して貰うか、ホテルから旅行会社Bのカスタマーサービスに連絡するかしかなく、どちらにしても1つの手続きにとても手間と時間がかかってしまいます……
決して海外の予約サイトがダメ!というわけではないですし、毎回起こるわけでもないですが、こういうこともあるんだなと知っておくと良いかもしれません。
前述の「日本の旅行会社は何かあったときの対応が手厚い」というのは、このあたりの手続きが明瞭な点も大きいです。
以上、ホテルの疑問解決・前編でした!
少しでもお役に立てれば幸いです😺
中編・後編も近々アップしますので、お楽しみに〜!
もし、他に疑問に思っていることがある場合は、そら嬢のBluesky(リプライ、DM)もしくはこねこ惑星クリエイターズのお問い合わせからご質問ください♪
次回以降の記事でお答えできるかもしれません✨
※いただいた質問に対しての返信は行いませんのであらかじめご了承ください。