おれは!おれは!悪魔人間(デビルマン)だ!

永井豪先生の代表作「デビルマン」のペーパークラフトです。
アニメの方でなく原作バージョンですね。
原作は読まれましたか?
おどろおどろしい世界観。悪魔に侵略されていく人類、
初期のストーリー展開は本当に恐かったです。
顔の造形も原作バージョンをしっかりと再現しています。
チラ出し予告「これ、な~んだ?」正解はデビルマンの顔でした


以前、「新しいペーパークラフトの世界(4)」でチラ出し予告をしましたが、
答えは「デビルマン」の顔でした。
人物モデルで一番気になるのが「お鼻」ですが、
このサイズのモデルなら、上からの取付けスタイルは仕方ないのかな。
筋肉隆々、シックスパック!

筋肉の再現力が素晴らしいですね。
ボディビルダーが羨ましがります。
私も造形をデザインしますが、立体に仕上がる前提で平面パーツを描きます。
ビルとか建築物のモデリングはイメージしやすいのですが、
生物系は脳みそフル回転ですね。
そういう意味では、このペーパークラフトの造形デザインには頭が下がります。
手の大きさが「赤ちゃん」の手より大きいのです


シートがA4サイズです。
そのサイズで「手のひら」パーツを見てみると、明らかに赤ちゃんの手より大きいのが判ります。
爪の先までキッチリ再現されています。
手だけでこの大きさですから、完成品はさぞかし大きいのでしょう。
完成品の高さは60㎝、翼を含めた横幅は85㎝とあります。
永井豪先生もご満悦

人物と比較するとその大きさがよくわかりますね。
モデル監修の時の写真だと思いますが、永井豪先生も驚きの笑みを浮かべておられます。
監修、何回目でOKが出たんだろう?
私が「この世界の片隅に」の北條家のモデルに挑んだ時は、最終モデルとして提出した後から
4~5回は修正したな。
ジンメン、気持ち悪い~!

飾り台が「ジンメン」の甲羅になっています。
「ジンメン」のエピソードは吐き気を覚える胸クソエピソードでした。
ジンメンは亀ような容姿の悪魔で、食べた人間の顔が甲羅に浮かび上がっています。
甲羅の顔は死にながらも意識だけはしっかり残っており、
戦闘シーンではデビルマンに色々と話しかけて動揺させる、
という実に嫌な悪魔ですね。

飾り台のパーツです。作りながらトラウマになりそう。
付録の資料集が最高!!

アニメ版との違いや、アニメ放映と原作の進行の関係など
大変興味深いお話しがたくさん載っています。
これだけでも大変満足出来ます。

実は、私はこのペーパークラフトBOOKを3冊持っています。
一冊は保存用、一冊は工作用で購入したのですが、もう一冊は誕生日プレゼントでもらいました。
最近はあまり工作時間を作り出せないのですが、いつかは作ってみたいですね。
このペーパークラフトBOOKは現在でもAmazonやメルカリなどで入手可能です。