心の闇を明るく楽しく育てるには
「趣味れ!」これに尽きると思います。
自分の好きなものに、自分の好きなやり方で、はまり込んでいく。
誰にも邪魔されない世界は、愉悦至極の境地。
そうだよ!自分だけの世界は自分だけのもの!他人から見れば変人、心の闇を抱えた人。
それがどうした?好きな絵を好きなように描かせろ!
創作物だって自分が満足するまで創らせろ!
他人から見れば闇の世界でも、自分からすれば極彩色の眩し過ぎる天界なのだよ!
それでもって他人と少しでも共感することがあれば最高じゃないか!
と、言うわけで皆様、晴ればれと心の闇を育てましょう。
私の心は紙に浸食されている「新しいペーパークラフトの世界」
あらためて、皆さんこんにちは。あそま しいし と申します。
広島でペーパークラフトの設計デザインをしています。
さて、皆さん、ペーパークラフトというと何を思いうかべるでしょうか?
お城などの建築物や船や電車などの乗り物などでしょうか?
とてもニッチな世界なので何も思いうかばないという方もおられるかもしれません。
でも、皆さん、子供の頃に雑誌に付いていた紙の工作付録を作った事がありませんか?
あれも立派なペーパークラフトです。
私自身、作る事が好きで、主にプラモデルを作っていましたが、ある日親戚の子供に頼まれて、
あるペーパークラフトを作らされました。
しかし、それがきっかけでペーパークラフトの世界にどっぷりはまり込み、
今では自ら設計デザインするまでになりました。
そのきっかけになったペーパークラフトが「ウルトラマン」です。
こんなペーパークラフトがあるのか!っと、ちょっとビックリしたでしょう?
子供向けながらしっかりした造形で、高さ55cmという中々の大きさなので、かなり作り応えのあるペーパークラフトです。大人でも欲しくなりますよね。
ペーパークラフトの歴史
元々、西洋で興った遊びで海外では「カードモデル」 (card model) とも言います。
18世紀頃に紙の製造が盛んになり、印刷・出版の発展に伴い紙を使った工作が生まれ、
建物や船等のペーパークラフトの型紙が多く作られたそうです。
日本で登場したのは江戸時代で「立版古」(たてばんこ)という、
紙を切って立てて飾る遊びが流行りました。主に歌舞伎舞台や風景などを
再現したものが多く作られました。
立版古(by Wikipedia)
明治時代以降には学習教材にも採用され、大正時代には子供向け雑誌の付録に多用され、
今でこそ数は少なくなりましたが、現在にも引き継がれています。
大正~昭和時代の工作付録
令和の工作付録
いかがですか?工作好きには溜まらない世界でしょう。
「幼稚園」では工作付録ほしさに大人が買い求める程です。
私の中の心の闇はこんな感じ
ウルトラマンのペーパークラフトに出会ってから20年、
多くのペーパークラフトをコレクションしながら、「これなら自分で設計できるんじゃ?」
と思い自ら設計デザインし始め、17年が経ちました。
建物やキャタクター・飛行機など様々なペーパークラフトの設計を積み上げてきましたが、
私の得意とする分野は動物系のペーパークラフトに行き着いた様です。
また、最近は少し分野が異なりますが、切り絵にも興味が出てきました。
(切り絵もペーパークラフトに含まれるからね)
以降は、私のコレクションを含め、ペーパークラフトの世界を紹介していこうと
思いますので、どうぞ、よろしくお願いします。