もう「謎の数字」とは言わせない!カメラ初心者が最初に知るべき「〇〇mm」の正体!【永久保存版】

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スマホのカメラとなにが違うの?「レンズ」を知れば写真はもっと面白くなる!

「何となくミラーレス一眼カメラ買ってみたけど焦点距離って何?」「絵の資料を撮りたいのだけど、一眼レフってスマホとどう違うの?」というこれからカメラを始めたい人向けに、とっても親切に解説していきます!

今回出演していただくデッサン人形たち

結論から言うと、レンズ選びは「レンズ(焦点距離)を意図的に選べるかどうか」が大事です。
普段私たちが使っているスマホのカメラは、実はかなり「広角(広く写る)」なレンズが使われています。そのため、スマホで撮った写真って実は少し歪んでるの、知ってましたか? だから、ブログやSNSに載せる物撮り写真のつもりが「なんかイメージと違うな」となったり、そのままイラストの背景やキャラのアタリに使おうとしたら、「意図と違うパースがついて馴染まない」などということが起こるのです。

今回は、カメラ初心者が必ず直面する謎の数字「焦点距離(〇〇mm)」について、自作の比較写真を使いながら、分かりやすく解説しようと思います。

ちなみに、今回使用した機材はOMsystemのデジタル一眼レフ(マイクロフォーサーズ)です。
マイクロフォーサーズは、センサーサイズが小さいためカメラとレンズを小型・軽量化できるのが最大の特徴です。また、その他の特徴として、焦点距離がフルサイズ換算で約 2 倍となること、深い被写界深度によるパンフォーカス撮影が特徴です。レンズは、色んな焦点距離をカバーできるため以下のズームレンズを使いました。

カメラ:OM-3 ボディー SLV
レンズ:超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
    標準ズームレンズ ライカ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
    望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ


カメラの謎用語「焦点距離(〇〇mm)」を超翻訳!

カメラのレンズに書いてある「24mm」や「50mm」という数字。これを「焦点距離」と呼びます。 難しく聞こえますが、超簡単に翻訳すると「数字が小さいほど広く写り(広角、引きの絵)、数字が大きいほど狭く写る(望遠、寄りの絵)」ということになります。

  • 数字が小さい(例:14mm、24mm)= 広角(こうかく):広い範囲が写る。
  • 数字が中間(例:50mm前後)= 標準(ひょうじゅん):人間の目で見た感覚に近い。
  • 数字が大きい(例:100mm以上)= 望遠(ぼうえん):遠くのものを大きく写す。

…と、ここまではなんとなくイメージできると思います。

ただ、この数字が変わると、単に「写る広さ」が変わるだけでなく、「空間の歪み方(パース)」や「物の形」まで劇的に変わってしまうのです・・・!

同じ場所から撮っても「空間」はこんなに変わる

百聞は一見にしかず。以下の画像を見てください。
これは、デッサン人形とカメラの位置を「一切動かさず」に、焦点距離(〇〇mm)の枠だけを変えて比較したものです。アイレベルは黒いデッサン人形の目線あたりに合わせました。デッサン人形は後ろから20cmおきに配置。一番手前のデッサン人形からカメラまでの距離は40cmあります。
尚、数値はフルサイズ換算で書いています。
また、情報を単純化したシミュレーター画像もあわせて載せていますので、理解に役立てていただければと思います。

 空間を支配する圧倒的なダイナミズム「超広角(14mm)」

ひとことでいうならば、14mmの世界はまさに「非日常」!
スマホの標準カメラよりもさらに広い画角。iPhoneであれば広角(×0.5)に相当します。

 スマホのカメラに近い「広角(24mm)」

スマホを使っている人には一番馴染みのあるの画角です。iPhoneカメラの1倍に相当します。…が、実は広角の扱いになります。標準画角と思ってる方結構いるのでは?

③ 物語を語る。背景とキャラの黄金比「準標準・スナップ(35mm)」

「広角の終わり標準の始まり」50mmよりも少しだけ広く、14mmほど歪まない。日常を切り取るのに最も万能と言われる距離です。
一眼レフカメラで単焦点レンズを使う人が最も好む画角です(個人的主観に基づく)。


Q. 単焦点レンズって?
A. 焦点距離が固定され、ズーム機能がないレンズのこと。画角を変えるには、撮影者自身が被写体に近づいたり離れたりする必要があります。

④ 肉眼の感覚に近い「標準(50mm)」

人間の視野に非常に近い画角を持つ「標準レンズ」です。見たままの自然な遠近感が得られるのが最大の特徴で、ポートレートからスナップ撮影まで多彩な表現に対応します。2番目に多く使われる画角です(個人的主観に基づく)。iPhoneカメラの2倍に相当します。

 主役を際立たせる引き算の美学「中望遠(70mm)」

ここからがいわゆる「望遠」の入り口です。写る範囲が狭くなる代わりに、余計なものが写らなくなります。被写体を適度に引き寄せ、背景を美しくぼかす表現が得意なため、ポートレートや風景の一部を切り取る撮影に最適となります。
尚、歪みが少ないポートレートを撮るのに適した焦点距離は「人物85mm」「物撮り90mm」と言われています。
望遠レンズを搭載したiPhone Pro の3倍が 72〜77mm相当になります。

 強い圧縮効果「中望遠(100mm)」

遠くのものが大きく映ります。背景が手前に引き寄せられることでパース(遠近感)が失われて画面が平坦になる現象「圧縮効果」が起きます。
近年のProモデル(iPhone 17 Proなど)に搭載されている光学4倍望遠レンズが相当します。

  遠くの背景が迫ってくる「望遠(150mm)」

一番後ろの黒いデッサン人形注目してください。広角では小さく遠く見えていましたが、手前の人形のすぐ真後ろにあるように見えてきます。超望遠では手前の被写体と背景の要素をギュッと近づけて、画面の密度を上げることができます。

▲ カメラ側から見た14-150mmの画角はこのような感じになります。

尚、超望遠については焦点距離は300mmからと言われています。
用途は運動会や飛行機撮影、野鳥撮影、天体撮影などでしょうか。
圧縮効果はさらに高くなります。
後の動画で150mm~600mm紹介しますので見てみてください。

14-600mmの世界を一眼レフで覗いてみよう(動画)

広島本通りをズームレンズで動画撮影してみました。動画だと少しクロップされているので正しく数値通りの画角にはなっていないかもしれませんが、ある程度の参考になると思います。

▼ 14-28mm

▼ 24-150mm
(※14-120mmまでのズームレンズなので、120‐150mmはレンズではなく動画を拡大するという力技を使っています)

▼ 150-600mm

(150mm以降の望遠になるとズームレンズ動かす度に凄い手振れが発生してしまっていますが、そこはご愛敬ということで・・・)(;´∀`)

こうして改めて14mmから600mmまでズームすると、けっこう遠くまで見えるなぁ~!って実感します^^

「パース」を理解しよう!

ここまで、ざざっと実際の焦点距離とその画像を見ていただきました。
ここからは、パースについて理解を深めていけたらと思います。

レンズの魔法:焦点距離でパースは変わる!
パースとは、簡単に言うと「遠くのものは小さく、近くのものは大きく見える」という法則のこと。写真や絵の中で「奥行き」を感じさせるための仕組みです。
次の写真を見てみてください。広角14mmと24mm、標準50mm、望遠100mm、150mmでそれぞれデッサン人形が同じ大きさになるように撮りました。

100-150mmではほとんど違いはないですが、50mmより焦点距離が小さい数字になるほど左右のデッサン人形の腕が外側に伸びているのが分かると思います。

別に、わざと人形の腕を引っ張って伸ばした訳ではありません。これは近くのものは大きく、遠くのものは小さく見えるというパースペクティブ(遠近感)が、広角になるとより誇張されるために起こります。

これが乗り物に乗るとどうなるか想像してみてください。電車や車に乗り、進行方向をジーっと見ていると、遠くの景色(望遠)はゆっくりと動くのに、視界横の景色(広角)はすごい勢いで目まぐるしく移り変わっていると思います。

この現象をうまく活用すると、下の画像の様に広角撮影によってダイナミックな迫力と疾走感を演出することが可能となります。(メタバースプラットフォーム clusterのカメラ機能で撮影しました。ちなみに0.5倍で撮りました。)

広角の新たな活用方法気付いていただけましたでしょうか?


次はこれです。人物に対してコップの大きさは普通に見えると思います。
でも・・・

宙に浮くコップ

実際には下の画像ぐらい離れています。

実はこんなに離れている・・・!

▲これは2倍で撮りました。カメラでいうところの望遠になります。
実写では建物のバックに月を入れて望遠で撮影すると、お月様が大きく映りまるで迫り来るように迫力のあるものが撮れるようになります。

まとめ

どうだったでしょうか?
記事を読む前と後では、焦点距離についてかなり詳しくなったと思います!
それぞれの焦点距離の特徴さえ知っていれば、「今日はブログ用の物撮り写真だから90mmにしよう」とか「SNSで迫力のある写真を載せたいから超広角の14mmにしよう」などと迷わずに選べますね!


でも、実際にカメラ撮影しようと思っても、カメラ持ってないし、時間もないし、なんだか外で撮影とか恥ずかしいし・・・。そんな思いがある方には、無料で遊べる【メタバースプラットフォーム cluster】がおすすめです!カメラ機能が充実しているので、いろんなものを楽しく撮影しちゃいましょう!
撮影だけではなく、いろんなワールドを探索できるので撮影もはかどりますよ^^

現在、こねこ惑星ではclusterを中心として活動する人に向けて、交流用サーバーを準備しています。
サークルの代表はこねこ星人さんですが、わたくしケシピンも参加していますので、質問などありましたら気軽にお声掛けください♪


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さて、次回は一眼レフカメラならではの被写界深度とボケの話。あと、clusterのカメラ機能について語っていきたいと思います!乞うご期待ください☆彡

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