ダダンダンダダン ダダンダンダダン (お馴染みのOPです)

ターミネーター2「T800-エンドスケルトン」のペーパークラフトです。
ターミネーターのフィギュアはたくさんありますが、
ペーパークラフトに書き起こすなんて、発想が凄いです。
友人に紹介すると、大体「こんなペーパークラフトがあるの?」と驚かれます。
まぁ、私自身もこれが発売されたときに結構な衝撃を受けましたね。
んで、2冊購入しました。
I’ll be back!!

バック(後ろ)の画像です。
完成時93㎝です。なななかの大きさですね。
帯に「ペーパークラフト新時代」と表記があります。
デザインは「島崎恭一」先生です。
2004年の発売で、この頃から3D設計のペーパークラフトが多く見られるようになりました。
私は島崎恭一先生を3Dペーパークラフトデザインの先駆けと認識しております。
以前紹介した「ゲド戦記」の竜のペーパークラフトも島崎先生の設計です。
凄い、この造形美!本当にこれ「紙」って言いたくなるでしょ?

紙面も特殊加工仕様なので、メタリックなエンドスケルトンが出来上がります。
映画製作会社の版権でしょ。
特殊加工印刷でしょ。
コストかかるだろうなぁ。
それよりも、この3Dモデリングの設計時間ってどのくらい掛ったんだろう。
でも、楽しい作業だっただろうな。
ピストン構造の再現って凄く難しんだぞ!

肘・膝の関節が動かせるそうです。
アクチュエーター(ピストン)は型紙の設計の上でも、
型紙を組み立てる時も、結構難しんですよね。
しかも、ターミネータースケルトンって全身ピストンですよね。
型紙がもったいなくて工作してないけど、
ちょっと工作をためらってしまいます。

パーツも細かいですよね。
上の画像の「Lm-04」を見てください。
何という細さ。細すぎる!
これを紙面から切り取って、折り曲げて、のり付けしていく。
この作業を思うと気が狂いそうです。

ついてこれない奴は置いていくぜ!って感じのパーツ群

顔を構成するパーツです。
細かすぎる。
作る人の気持ちを折ろうとしているのか?奮起させようとしているのか?
(私的には興奮するんですけどね)

紙とは思えない完成度! これぞ3Dモデリングの真骨頂!!

最終工程の説明図です。
頭でしょ、アクチュエーターでしょ、手の指、足の指、これら全部作るのに
どれだけ時間が掛るんだろう。

実際に作られた方のブログがありしたのでリンクを貼っておきます。
この方に最高の敬意を払います。
遊馬しいしが3Dモデルを作ると、、、

私が3Dモデリングでペーパークラフトを設計すると、こんな感じです。
(力量差が半端ないね、恐縮です)
ターミネーター2ペーパークラフトは時々オークションやメルカリで見かけます。
ヤフオクで23,738円(2025/8/31時点)で出てました。

